釣研FG五島支部 WFGグレ五島支部予選会

【支部】五島支部
【日時】2022年11月6日(日)
【場所】長崎県中五島若松瀬戸一帯の磯
【参加人数】10人(スタッフ含む)
【レポート】五島支部
11月6日(日)長崎県中五島若松瀬戸一帯の磯において、第27回WFG出場者を決めるべく、予選会を参加者8名によるリーグ方式にて開催しました。
例年であれば、トーナメント方式での開催でしたが、参加者の減少を受けて一発勝負のトーナメント方式から本戦初日と同様のリーグ方式を採用しました。
今年もシード権を持つ、下山支部長と濵上副支部長に大会実行委員を務めていただきました。
現在、五島支部会員数は60名を超えており、本予選会にて上位2名がWFG本戦への切符を手にすることが出来ます。
当日の規定は、25㎝以上のグレ(クチブト、オナガ)の総重量、1リーグ4名の2リーグ総当たり対決。

夜明け前の5時過ぎに港に集合し、競技説明、トーナメントのクジ引きを行い、渡船「祥福丸」様の協力をいただき、予定通り朝7時に一回戦が開始されました。
渡礁先は、若松瀬戸出口に位置するカズラ島および白崎一帯。
例年、秋磯シーズン開幕を告げる良型のクチブト、オナガと釣れる魅力的な釣場であります。

一回戦で勝利を収めたのは、山下直彦会員、諸國会員、永田会員、山下翔也会員の4名。最重量は、引数17尾、7,480gの永田会員でした。
規定未満のサイズも釣れるものの、釣り方を工夫して規定以上のグレを引き出していく展開。
例年であれば、朝マズメのドラマが見られるものの、今年は時期が少し早いのか比較的小型のグレが多かった印象。

二回戦もカズラ島のお互い未上礁の磯に転戦し開始されました。
二回戦で勝利を手に収めたのは、江口会員、諸國会員、永田会員、山下翔也会員の4名。この時点で、3勝ストレート勝ちの権利を残したのは、諸國会員、山下翔也会員の2名。
カズラの東に上礁した諸國会員は、これまでの小型とは異なる40㎝級のオナガ、クチブトを仕留めておりました。

いよいよ最後の三回戦は、カズラ島と白崎に分かれて上礁。
三回戦開始後から上げ潮に変わる時分。これが釣果にどう影響が出るか、また各選手が状況に合わせてどのようにグレにアプローチするかが決め手となります。
3回戦の結果は、カズラのハナレでこの日、最重量となる20尾、8,340gを叩き出した山下一美会員。カズラのコンクリートで上げの動き始めしかグレの反応が出ず、ストレート勝ちの権利を残した諸國会員を抑えて江口会員の勝利。白崎に転戦したBリーグは非常に厳しく、アジゴに苦しめられた対決は、両者グレを釣りきれず永田会員、山下翔也会員の引き分け。厳しい状況の中でも3尾1,290gの釣果を上げた和田会員の勝利。

両リーグ集計の結果、リーグ表のとおり第一位:江口会員、第二位:山下翔也会員、第三位(次点):永田会員、第四位(次点):諸國会員となりました。
この結果から、江口会員と山下翔也会員が来年開催される第27回WFGグレへの切符を手にしたのでありました。
今年はトーナメント方式からリーグ方式に変更して、必ず3回戦を全員が戦うこととなり、本番と同様な流れで開催できたことは、参加者にとって様々な発見、課題を見つけ出すことができたのではないでしょうか。
初参加の会員もおりましたが楽しかったとの声を聞けて嬉しく思います。来年に向けて更なる釣技の向上を胸に誓った敗者会員達でありました。
本選への切符を手にした江口会員と山下翔也会員及びシード権を持つ下山支部長のWFGでの活躍を五島支部会員一同期待し、予選会を無事に終えることができました。
一日走り回っていただいた祥福丸様、貴重な休日に大会役員を務めていただいた下山支部長、濱上副支部長に感謝の1日となりました。
WFG五島支部予選会トーナメント表


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