第27回WFGグレ大会

去る5月27日(土)から5月28日(日)。表彰
長崎県平戸市宮ノ浦から五島にて、釣研FG・第27回WFGグレ(ワールド・フィッシング・ガイア・オブ・グレ)が開催された。4年ぶりのリーグ戦・トーナメント戦での開催となった。

さて当日は熾烈な支部予選を潜り抜けたグレ釣りの精鋭51名が長崎県平戸市の宮ノ浦港に集結した。午前4時の開会式を終え、丸宮海鯱、マリンエキスプレス丸銀、ニューまるみや丸、丸銀マリンアローの四艘に選手が乗り込んでの出港となった。
ルールは25センチ以上のグレの総重量である。各磯では、リーグ戦で熱戦が繰り広げられたが、結果はリーグ表を参照。

2日目の決勝トーナメントは、リーグ戦を勝ち上がった16名により五島の磯で行われた。決勝戦には過去4回の優勝経験を持つ木村真也選手(シード選手・大分県支部)を始め、前回大会3位入賞経験を持つ土谷賢太郎選手(シード選手・和歌山支部)が貫禄の進出。その一方で経験豊富な平野芳幸選手(長崎県北支部)と今大会初出場にも関わらず、東九州支部の若手・畠山和也選手が快進撃を続け見事、決勝戦に駒を進めた。
決勝会場となった磯は、何度も名勝負を繰り広げた「一ツ瀬」。ルールは30センチ以上のグレの総重量である。木村選手、大会史上初の5回目の優勝となるか。悲願の初優勝を目指す土谷、平野両選手。また大分の新鋭畠山和也選手が優勝を目論んで釣り座に立つ。
寒竹準一FG会長のホイッスルにて決勝戦がスタート。四選手が一斉に撒き餌を打ち、仕掛けを投入する。激戦の中、各選手共に順当にグレを掛けていく。時折り、良型も飛び出して激しいせめぎ合いとなる。株式会社釣研の奥村稔社長のホイッスルが吹かれ、激しい戦いが終わった。全く予想が付かない手に汗握る展開となったが、検量の結果、土谷選手が木村選手を上回った。
他3選手も最後まで死力を尽くして懸命に竿を振ったものの及ばず。和歌山県支部の土谷選手がチャンピオンとなり、WFGグレの優勝旗は初めて和歌山県にたなびく事となった。
こうして第27回WFGグレは過去の大会同様に好試合続出の大会となったが、多くの会員達は第28回の頂点を目指し、既に戦いが始まっている。

上位4名集合写真
予選リーグ表
トーナメント表
上位4名仕掛図
歴代入賞者


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