緊急事態宣言の延長により遠征が出来ずにフラストレーションがたまっている釣り人の皆様!!
こんな時こそ道具の色々な使い方を考えてみましょう)^o^(
今回ご紹介するのは、人気爆発で品切れ続出中の新製品「ULシモリ」です。
名前の通り、どんなウキでも簡単取付で素早く「アンダーロック構造」にできるという大変便利な仕掛けパーツです。
通常の使用ではウキの下側につけますが、状況に応じて色々な使い方が出来ます!!
まずは、上側につけるパターン!!
普通のシモリ玉みたいな使い方じゃないとイヤ!!って方も一定数いらっしゃると思います。
また、下側から挿しこむと、特に秋口までの高活性な時期はウキを引き込むスピードが速いので、いちいち抜けてしまってめんどくさい!!ということもあると思います。
そんな時は上側に挿しこむことで、普通のシモリ玉と同じ感覚で使用することが出来ます。
さらに、ウキと一体化してラインを通すことができるので、シモリ玉→ウキと2回通す作業が必要だったところが、ウキにULシモリが一体化できることで一発で糸通しができるというスーパーメリットとなるのです\(◎o◎)/!
最近老眼が入ってきたのか?シモリ玉にラインを通すのがつらくなってきた私もよく活用している使い方です(笑)
夜間や冬の指先がかじかんで、シモリ玉を上手くつまめないときにもおススメです。
次は、上下につけるパターン
これ、何の意味があるの???と思われた方、全遊動で釣りをしているとき、アタリもないのにツケエだけ取られた!!っていう経験がないですか?
これから厳冬期に向かって食いが渋くなると当然アタリが小さくなってきます。ウキの抵抗より魚がラインを引っ張る抵抗の方が小さい時は、パイプ径が大きいほどウキへのアタリの出方が小さくなります。
そんなときに効果的なのが、「ウキの穴径を小さく」してラインがパイプを抜ける抵抗を大きくしてやることで、ウキにアタリが出やすくしてあげます。
また、特にエイジアマスターピースやエキスパートグレシリーズなどを使ったロングハリスでの沈め釣りをする場合、ガン玉を打つほどではないけど、もうちょっとだけ早く沈んでほしい!!と思うことってないですか?
これも、ウキの穴径がラインから受ける抵抗をちょっと大きくしてあげることで対応ができるんです!!
01~03や0C浮力は「ウキがハリスの重量を背負うと沈む」という設定です。
ウキ単体ではギリギリで浮いている設計なので、当然パイプの中をラインが通って行くことになります。ある程度ハリスがなじんだ状態になると、ウキにハリス分の重量が負荷して沈み始めますが、上下の穴径を細くしてあげるとその重量が負荷するタイミングが早くなって、同じ号数でも早く沈んでくれます。
例えば、エイジアMP01を使っていても、上下にULシモリをつけることで穴径がφ0.7-2.5-0.7のフリクションゼロシステムとおなじになりますので、02~03くらいの感覚の沈み始める速さになります。
ここで注意してもらいたいのが、「沈み始めるのは早い」んですが、「沈んでいくスピード」は01のままということです。
これは、ウキ自体が持っている浮力の大きさによるものなので、とにかく狙いのタナまで早く沈めたい状況ではガン玉との使い分けが必要になります。
う~ん、細々としたややこしい説明になってしまいましたが、これも超精密浮力の釣研ウキが故の超上級者向けの説明ということでご理解願いますm(_ _)m
要は、使ってみたらわかるから、使ってみて下さい!!!ってことです(笑)
この、セルフフリクションゼロ構造ともいえる使い方ですが、釣研製品での標準は今のところφ2-2.5-2とφ2.5-3-2.5の2種類しかありません。
ULシモリを使えばφ0.7にできるので、ウキによってはφ0.7-3-0.7やφ2-2.5-0.7といった変則フリクションゼロ構造が出来ますので、色々なウキの色々な穴径で試すことで釣りの幅が大きく広がるかも知れません(^○^)
あと、変わった使い方としては、使わなくなった棒ウキのパイプをカットしてそこにULシモリを入れて、遊動タイプの目印として使用もできます。
他にもこんな使い方があるよ~。というのがあれば、釣果写真も添えて「ウキ釣り釣果情報」への投稿をお願いします(^◇^)