こんにちは。
いきなり、?なタイトルから入ってしまいましたが・・・。
語呂合わせは、松大も割と気にするほうです。
ちなみに、我が家の車のナンバーも、自動二輪のナンバーも、なんとなく意味を持たせてあります。
今日は、そんな話であります。
よろしければ、最後までお付き合い下さい。
11月最初の土日、九州は好天に恵まれ、かなりの皆様がフィールドに出られたようです。
松大も、これは行かねばと、久しぶりに一人でプライベートな釣りに行くことにしました。
釣り場は、五島列島です。
渡船に問い合わせてみると、13時出港、翌昼正午回収という航海です。
ならば、、、と夜釣りの準備をそそくさと整え、出発です。
途中の親戚宅まで同乗する母から、車がエサ臭いだの釣具で狭いだのと苦情を一身に受け、行く前から気が滅入ります。
今日もついてない。。。
しかし、運はまだ残っていました。
ようやく出港地である平戸・潮の浦港へ近づき、島内のとあるコンビニで、食料を買い足すと、
「合計777円です」
ジュースと、おにぎり他で、何も意図せず、天然でこの金額になりました。
さらに、くじ引きをさせてもらい、何と大好きなスーパーカップのアイスが無料で!
初めて、物が当たった!
そういえば、お店の名前も○ー○○(カタカナでなく全て数字)だった!
何か、良いことがあるかも?!
今思えば、ここからが、今回のドラマの始まりでした。
何とか時間ぎりぎりに港に着き、お土産のアイス(予約のオキアミ以上に溶け気味)を船長に押し付け贈呈して、出港です。
木のさじがそんなにおいしいのでしょうか。
今回は、中五島西岸、中通島の青方方面に向かいます。
午後3時前、瀬上がりしたのは、
グーグルマップにも載っている「トーセン島」という、独立礁のポイントです。風裏となる南端を、船長がすすめてくれます。
上五島国家石油備蓄基地、そして福岡からのフェリーが到着する青方港がすぐ後ろにあります。
今日は、フカセ釣りで夜釣りだけをする予定です。
1人上礁ですので足場の安全確認を兼ね、明るいうちに、釣り場を見て回ります。
とにかく、浅い!
そこら中に、沈み瀬があり、正直昼釣りには向かないと思いますが、夜釣りには最高の場所です。
(携帯に偏光グラスのレンズをかぶせて撮っています)
この画像中央付近の、真四角に切れた足元の溝の中を狙うことにしました。
ちなみに、夜釣りの場合、こうして足元の写真を明るいうちに撮っておくと、暗くなってから狙うとき、無駄な根がかりを避けることができます。
安全な足場と取り込み場所を確認して、バッカンをセット。
竿3号、道糸5号、ハリス5号、グレ11号の針に3号の開発中の夜釣りウキのプロトモデル(詳しくはまたの機会に・・・)を通し、遠投水中メタルー3号を組み合わせた仕掛けを組みます。
マキエはボイルのみ、ツケエはムキミで、暗くなってきた5時過ぎ、ウキ下2mで1投目を振り込むと・・・。
しばらく、何もエサが取られません。
こんなことはそうそうないのですが・・・。
おかしいなあと思いながら、ウキ下を3m、5mと深くしてゆくと、7mでカサゴが居食いします。
ということは、と、6mで、オーバーハングの際に仕掛けを落ち着かせます。
6時15分、ウキが最初のアタリを捉えます。
沖に向かって、一気に光が走っていくのを確認してから合わせると、3号竿が弓なりでかなりの引きです。
即座にオープンベールで対処して走らせると、50m位のところでいったん止まります。
この時点で、魚が何であるかは分かりました。が、ここは何しろ沈み瀬天国です。
なるべく、沖で浮かせたいと思いながら、竿を寝かせずドラグを効かせつつ、慎重に寄せてくると、
竿下でガボっと、水面をしっぽでたたいて暴れまくる音が。
小さい魚だと、この音がパシャパシャ・・・という音なので、かなりいい感じです。
電気をつけないまま40cmのタモで、頭側から慎重に取り込むと・・・、
アイスをあげた7が3つ揃った、ごほうびが微笑んでくれました。
が、これで終わりではありません。
この魚の場合、釣り始めからそう時間がたたずに大型が食ってくるパターンで、過去何度も痛い目にあったことがあります。
それは、
「もう1尾、同型かそれ以上が相当の高確率で当たってくる」
という現象です。
世間ではこれを連チャンとか、確率変・・・とか言うようですが、松大はこれを針折れや結び不良や高切れで、獲れなかったことが多いのです。
それを身にしみて分かっているので、すぐに道糸を確認し、10m位カットしてから、1から仕掛けを組みなおします。
更に、針は真鯛針に変更します。
20分程かかって、仕掛けを再投入すると、またしてもエサが取られません。
ますます怪しいです。
そして、7時30分、やっぱりいました。
同じ様な引きですが、2尾目は少しだけ落ち着いて対応できました。
1尾目より、ほとんど同型に見えましたが。
なかなかの迫力です。
開始2時間で、もう十二分に楽しめました。
あとは、30~40cmのイサキをお土産用にそこそこ釣り、朝7時の見回りの船で、早上がりして船で休むことにしました。
しかし、クロが1尾も釣れなかったのが、心残りといえば、心残りです。
正午に全磯回収し、14時前には平戸に戻って来ました。
帰港後は、船長定例のクーラーチェックの時間です。
同船者の方は、アラやイシガキダイなど、さすがの釣果です。
で、松大の魚を、計ってもらうと。
1尾目は80cmまでのスケールを超えています、目測で81cmというところでしょうか。
2尾目は75.5cmです。
1尾目の重さは・・・
6.37kgと出ました。自己記録更新です。
何かついてるなーと思うときは、そんなものかも知れません。
また1つ、松大の磯釣りあるあるのジンクスが、増えました。
「7が3つ揃うと、いいことがある」
次こそは、クロを狙います。