おはようございます。
松大です。
フェイスブック等で既報の通り、先週土曜日はWFGチヌが行われました。
前回の釣研FGチヌ釣り選手権に続き、開発・新がその模様をお伝えします。
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4/13(土)に第2回となるWFGチヌに大会役員として参加してきました。
場所は岡山県瀬戸内市の牛窓。
釣研本社から約450km、約6時間の距離!
WFGグレではるか遠方から宮ノ浦に来られている選手の皆さんの苦労がちょっとだけわかった気がする・・・・
現地に到着すると、今回運営委員として、さらには渡船手配などにも多大なご協力を頂いた岡山支部の寺山さんと西崎さんがすでに到着されており、早速に会場設営開始。
予想以上の寒さの中、運営一同ガタガタ震えながら選手の方々の受付を行い、厳粛な開会式の後、午前5時に出船となりました。
今回は3人対戦で40分×3ラウンド120分間。チヌ25cm以上の総重量で勝者が決定します。
1回戦は審判がありませんので、選手を降ろした後は決勝会場の場所取りに向かいます。
周辺は人気磯ということもあり、一般のお客さんもちらほら。魚影の濃さが期待できます。
決勝会場の準備もそこそこに、暇を持て余した役員による釣り談義が繰り広げられ、あっというまに検量の時間。
釣れてますね~!!!
これは延岡支部の上田さんですね!筑豊支部の毛利さんと、熊本支部の中山さんを抑えての準決勝勝ち上がり。
同礁者からの写真要望にも笑顔で応える大サービス!!
さて、準決勝でございますが、審判として瀬上がりしたのが1回戦で好釣果だった「下イカダ」。
対戦者は、京築支部で釣研推薦「PE釣法炸裂!!」江藤憲幸フィールドテスター。誰もが知ってる「徳島のスーパースター」釣研FG推薦徳島支部の森井陽インストラクター。さらに、「先に奥さんがチヌ選優勝しちゃったから負けられないよね!」中国支部の陳俊鋒会員。
開始15分、先制したのは江藤選手。繊細な竿の操作から、突然のアワセ。
足元の藻を気にしてか、多少強引かな?とも思えるやり取りで上がってきたのは35cm?くらいのチヌ。
この日江藤さんが使用していたのは「ファステックPE 0.6号」と「ファステックPE-1 00号」。
一緒に瀬上がりしていた見学者の方も、「軽く投げて30m」のPEの遠投力と、竿の弾力を十分に生かせば切れない。というのを目撃してビックリ。
その後は、アタリはあるものの、どうやら食いが渋い様子。アワセはするが首をかしげる仕草が頻繁に見られ、そのまま場所交代の笛を鳴らしたその瞬間、アワセとともに大きく竿が曲がって、オーバータイム(終了直前にかけた魚は3分以内に取り込めばOK)1分ほどで取り込んだのは同型のチヌ。これで2-0-0。
森井名人!!
最初に江藤さんが入った釣り座が本命なのか!?次にそこに入ったのは中国支部の陳さん。
すると、早速ヒット!!!
更にもう一匹追加!!
かなり先端まで行った森井さんはスナメリの登場に悩まされているご様子。
そしてまたしても終了間際、今度は今大会最大魚44.3cmの良型!これで3枚目。かなり優位に!!!
(移動お手伝いで写真がないのは許して下さい!!!)
使っていたウキは「ジャイロN-LC」。
なになに?「このウキは肩の張りが抵抗となるため、誘いを入れても流している場所が変わらないので、特に誘いを多く使う釣り人にはいいですね。また、10g以上の重量があるので、ネリエを使っても楽々飛ばせます!!」と言っていたような気がします(笑)
さて、2-3-0の状態で、最後に本命釣り座(確定!)に入った森井選手。ドラマを見せることができるか。
という話をしたかしないかくらいの早い段階でもう釣っていらっしゃる!!
さすが、釣研インストラクター(笑)!!
さらに、続けてもう一匹!!!
プロデュースウキの「ゼクトα」がうなる!!!
ドラマがあるぞ~と観戦者が期待し始めたが、なぜかこの後潮が変わってしまい、このまま終了。
結果、江藤さん2匹1,470g、陳さん3匹3,170g、森井さん2匹1,700gで推薦2名を退け、見事、中国支部の陳俊鋒さんが決勝進出。
決勝会場となったのは「西の石切」。
決勝進出者は、徳島支部の野口真平さん、島根支部の坂田昌久さん、中国支部の陳俊鋒さんの3名。
口火を切ったのは野口さん。見事な竿さばきで難なく上がってきたのは良型のマダイ。しかし検量対象外。ギャラリーの「もったいない」の思いを背中に受けて、そっけなくリリース。
更に連続でマダイ。マダイと野口さんのマダイ劇場が続き、またマダイか?と思った数匹目、後ろで見ていた森井師匠が「これはチヌやな!」とスマホ片手にいそいそと釣り座に近づいていく。
上がってきたのは何ともきれいな銀色をしたチヌ!
決勝での貴重な釣果ということもあり、多数のギャラリーが。
結局この1匹が唯一の価値ある1尾となり、徳島支部の野口真平さんが第2回WFGチヌの優勝となりました。
おめでとうございます!
優勝旗を受け取る野口さんを見ていた森井さんの目がうるんでいたとかいないとか・・・
2位・3位は大会規定により1回戦・準決勝の総重量勝負となり、2位に中国支部の陳俊鋒さん、3位は島根支部の坂田昌久さんという結果になりました。
野口さんが使っていたウキは「ゼクトα-3B」。
超低重心構造のゼクトαはネリエなどの重たいツケエを使っても、バランスを崩さず遠投できる。また、トップディンプルが潮を捉えてくれるので、前アタリの後の浮き上がりが抑えられ、喰い込みにつながったのではないか。と推測。
主にグレのトーナメント用に開発されたウキだが、チヌでも十分すぎるほどの性能が確認される結果となった。
2位の陳さんは前述の「ジャイロ-N LC」。
3位の坂田さんは「ど遠投SP」を使用。夏には後継機種となる「ど遠投Re-MAX」が発売予定となっているので、お楽しみに。
(写真はプロトサンプルです)
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新さん、レポート有難うございました。
この大会は、隔年での開催です。
再来年も、新たな戦いが繰り広げられます。