第4回WFGチヌ大会報告

隔年開催となる「第4回WFGチヌ」が2026年9月27(日)~28日(月)に
山口県周防大島町一帯の磯で盛大に開催された。
日本国内のみならず、韓国、台湾、中国と世界各国の2,000名を超える会員の中から予選を突破した38名の選手と前回大会優勝シード1名の計39名が、日頃の釣技を競うべく、2日間にわたり熱戦を繰り広げた。
初日のリーグ戦は、受付時から降り出した雨が出港前には雷雨に。
安全のため、出港時間を遅らせたことにより、対戦時間を100分に短縮とした。降りしきる雨、短縮された競技時間という悪条件。さらには周防大島特有の速い流れの中を釣るという、普段のチヌ釣りと違う釣り場に戸惑う選手も多かった。
結果は、前回優勝者の丸田邦明選手(長崎県北支部)をはじめ、地元山口や北部九州勢が多く勝ち残る中、和歌山県支部からは2名、さらには中国支部の馬選手、韓国支部のPARK選手が残るなど、世界大会らしい様相となった。

2日目の決勝トーナメントも、時折雨が降る中での激闘となった。
前日よりさらに流れが速い釣り場、限られたエサなど慣れない釣りの中、決勝戦に進出したのは、さすがディフェンディングチャンピオンの丸田選手、予選ではトップの10kg越えの釣果を出し、準決勝では同郷の山口県支部対決を制した道沖竜平選手、そして韓国勢としては初めてWFGチヌ決勝の舞台に立つPARK KEE MAN選手。
決勝の舞台はこれまでの釣り場を濃縮したような、釣り座によって多彩な状態を見せる「怒和(ぬわ)島 板倉」。丸田選手とPARK選手は「大征黒」を使用しての沈め釣り、道沖選手は自立棒ウキの「ど遠投ReMAX NT」を使用した遊動仕掛けで臨む。
1ラウンドは釣り場の状況がつかめないのか、各選手釣果なし。そして2ラウンド中盤、一番右手側の釣り座に入った道沖選手が、一瞬流れが緩くなった瞬間を逃さずに、均衡を破る1尾を釣りあげた。
結局これが勝負を決める価値ある1尾となり、地元山口県支部の道沖竜平選手が見事第4回WFGチヌのチャンピオンに輝いた。
釣果が無かった場合、決勝トーナメントでの釣果重量で順位を決める規定により2位は丸田選手、3位にPARK選手となった。
気まぐれなチヌのように、毎回優勝者・支部が違うWFGチヌ。次回もどうなるか今から非常に楽しみである。

集合写真 表彰台


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