今年もFIREFLY青龍蝦の季節がやってきた!!
【名前】河野憲靖
【日時】2012年6月20日
【場所】広島市元安川
【釣果】チヌ35~40cm 4枚
【タックル】
ロッド:Ocean Ruler KREIOS KR-L78TP-ML
リール:セルテート2506
ライン:PE0.6号
リーダー:ゼロα2.5号
ルアー:Ocean Ruler ウィードレスシンカー7g+FIREFLY青龍蝦(シーモンキーリグ)
【ヒットパターン】
梅雨に入りジメジメとした日が続き鬱陶しい毎日だが釣りの方はと言うとチニングがハイシーズンに突入とゆう事で俄然活性が上がっている私である。
この日もほぼ日課となった仕事帰りのチニングに出撃、広島市中心部を流れる元安川を込み6分程度から叩いてみる事にした。
通過した台風4号の影響で川は増水気味、水は若干濁っている程度、ただ増水によって込みの流れが緩くなっているのが気になりながら釣りを開始した。
ところがそんな不安を掻き消すように着底して数回リールを巻いた所でゴツっとリグを押さえ込むバイト、すかさずフッキングを入れて30cm後半のチヌが
1投目からヒット、幸先良いスタートとなった。
その後は小さいながらもバイトは頻繁にある状態ながらフッキングには至らないものばかり。
川の流れも淡水と海水の比重の関係からか表層を増水した川の流れ、その下は海からの込みの流れとなりやや釣り辛い状態に。
そんな中またリトリーブ中のリグを止めでしまうようなバイトで40cmのチヌがヒット、更に同様なバイトで2枚追加して約1時間半で4枚とゆう釣果で終了
した。
通常チヌはボトムのベイトを何度もついばみながらダメージを与え捕食する為ファーストバイトではフッキングせずリトリーブスピードを落としたりステ
イとシェイキング等で追尾させルアーを口に入れた強いトルクのあるバイトが出たらフッキングに入るのだがこの日は全て一発でリグを押さえてしまった
。
中には画像にもあるようにFIREFLY青龍蝦を完全に口に入れてしまうような深いバイトも…。
非常に高活性とも取れるがこの日の状況からすると逆に食い気はあるものの追尾する程活性は高くなく目の前を通った食べやすいベイトを押さえ込んでい
ると言った感じだったのかも知れない。
チヌは好奇心も旺盛ながら警戒心も強いのでフッキング出来るバイトか否かを判断してフッキング可能なバイトだけに入れるようにしないと周りのチヌに
まで警戒心を与えてしまう。
また何度もついばみながら捕食する性質からいかに違和感を与えずに追尾させ本バイトを引き出すかがボトムゲームの難しさであり最大の面白さと言える
だろう。
この釣り方はシンプルだが奥の深いボトムチニングで威力を発揮するのが口に入り易く掛かり重視のシングルフックに巻いても止めてもライブリーにアピ
ールしてくれるFIREFLY青龍蝦、チヌに違和感を与えず食い込ませるしなやかなティップを持ちながら抜群のボトム感知能力さえも併せてもったKREIOS 78
と言ったところだろうか。
この最強タックルで今年も熱いチニングの夏にどっぷりと浸かってしまいそうな私である。
皆さんも寝苦しい夏の夕涼みに近場で手軽に楽しめるチヌと対峙してみてはいかがだろうか。
河野さん
初めまして チニング初心者のKと申します。
私も広島市内の河川(元安川)でチヌを釣りたい!と夜な夜な釣行しているのですがなかなか結果がでません。バイトすらほとんどありません。それに引き換え、エイは3回もヒットして、ドラグがジージー鳴るほどの強力な電動モーターのような引きを楽しむことはできるのですが、30分格闘しても釣り上げるのは無理でした(苦笑)。エイを避ける方法とかないものでしょうか?というか、どうすればチヌが釣れるのか・・・・?チヌゲーム(ボトム釣り)の方法については一応理解して、自分なりにいろいろ実践しているつもりなんですが、もう皆目見当がつかない・・・自信喪失状態です。なにかアドバイスいただけたらありがたいのですが・・・。どうかよろしくお願いいたします。
Kさん、はじめまして。
せっかくコメントを頂いたのに返信が遅くなり申し訳ありません。
元安川に行かれているとの事、もしかしたらお会いしてるかも知れませんね。
9月も下旬に入り日中と朝晩の気温差も大きくなって来ましたがチニングには行かれてますか?
ハイシーズンのような状態ではありませんが、秋はキビレの乗っ込みもありチヌとキビレが競合するので面白い時期でもあります。
私はこの時期は河川内よりも河口域での釣りをメインに考えています。
常に流れのある河川内は流れによって水温が下がり易く河川の規模によってはチヌが入り難い場合もある為出来るだけ海に近いエリアで釣りをしています。
ここで重要なのはやはりポイントとタイミングですが、先ずは込みを叩いてみて下さい。
込みで河川内に入ろうとするチヌ狙いです。
河川毎にチヌが入るタイミングは違いますが、大体込み3分程度から釣りが成立します。
ポイント毎の込みの最初のタイミングを見つけておけば込み具合に合わせて込みならポイントを徐々に上流へ下げなら徐々に下流へと言ったゲームの組み立てが可能になります。
釣り方は基本的にはズル引きでOKですが、これからの季節は追尾をせず居食い状態になる事も多いですからスローな釣りが主体になる場合が多いですね。
リトリーブとシェイキング、ステイを組み合わせバイトが出たら極力リグを移動させないように、リグが突っかかるようなボトムに変化のある場所等でも止めてシェイキング、ステイで反応を見るとゆう釣りをメインに考えてみて下さい。
ハイシーズンのようなトルクフルなバイトは出ない事も多く、中にはティップに重みが掛かるだけみたいな場合もあります。
繊細な釣りになりますが、これもチニングの魅力の1つだと思うんで是非チャレンジしてみて下さい。
フィールドで見かけたら気軽に声を掛けて下さいね!
河野さん
お返事ありがとうございます。
ついこの前も元安川ナイトゲームで撃沈、ノーバイト、ノーフィッシュ、ロストワンルアーでした(涙)
基本的なことで恐れ入りますが・・・
込み3分というのは、最も干潮になった時間から3割くらい潮が満ちてきた頃という理解でよろしいでしょうか?
リトリーブスピードは通常なら1秒間で1回転くらいが基本ですよね、今からの時期はさらにスロースピードで、1秒間で半回転、それよりもさらに遅く巻くのでしょうか?
メバルのリトリーブスピードは一定速度がセオリーですが、
チニングではどうでしょうか?
ベイトのシャコやカニが一定速度で動くとは考えにくいので、関係ない、それとも意外に重要だったりするかも?
ステイやシェイキングは、一回のキャストでどれくらいの頻度で、また、一回につき何秒くらい行なうのが適当でしょうか?
この間いろいろ自分なりに工夫してもさっぱり釣果がないので、細かいことが気になります(汗)
お手すきのときにでもお教えいただけたら嬉しいです。
ティップに重みが掛かるだけのような感覚ならいままで何回があったのですが、単にボトムの何かに突っかかってるのかと思っていました。もしかしたらバイトだったのかも知れませんね。
もしそうなら、俄然、モチベーションが湧いてきました(笑)。
いつか、フィールドでお会いできることを楽しみにしています。
河野さん
連投で失礼します。
昨夜も、元安川でチニングしてきました。
使用ルアーはボトムフィッシュアルティメイトです。
いままでバイトすら感じることが出来なかったのですが、
昨夜は、ブルブルっという明らかに「生体」のアタリを感じることが
できました。
これまでのノーバイト状態から脱却できたことは喜ばしいのですが、
フッキングすることはできませんでした。
Mリグではファーストバイトで即合わせしない、というのがセオリーのようですが、昨夜のアタリは、ファーストバイトのあと、2度目のアタックはなく、
それっきり。えっ、もう終わり?そんな・・・状態でした(苦笑)。
ティップに重みがかかるだけ・・・のような繊細なアタリの場合の合わせ、フッキングについてご教示いただけませんか?
メバルやカサゴ、シーバスといった口のデカイ魚では、こんな細かいこと気にしなくても釣ることはできました。しかし、チヌはそうはいかない。
難しく考えすぎなのかも知れませんが・・・(苦笑)
いろいろとお尋ねしてばかりで恐縮です。
何卒よろしくお願いいたします。
河野さん
つ、ついに!
初チヌ(本チヌ)をゲットできました!
サイズは25センチと小さいですが元気いっぱいの個体で、楽しませてくれました。
釣れてみると、やはりいろいろと難しく考えすぎていたようです(苦笑)