寒い時期のチニングメソッド
【名前】藤倉 岳司
【日時】2015年1月26日 20:00~22:00
【場所】山口県周南市河口域
【釣果】チヌ42~46cm 4匹
【タックル】
ロッド : DAIWA E-Gee 8.3ft ML
リール : ダイワ 12EXIST 2510PE-H
ライン : DUEL ハードコア X4 0.8号
リーダー:サンライン トルネードVハード2.5号
使用リグ:クレイジグ波動チヌ レッド10g グリーン10g
【ヒットパターン】
まだまだ寒いこの時期、河川でのチニングでは魚の活性も低くボトムでの反応も今ひとつ。そんな時期に結果が出せるのが温排水は流入している河口域です。
今回のフィールドは、港湾部に工場が建ち並び河口域に向けて温排水が流入している河川。河口からは約0.5km上流で川幅は約120m。護岸から30~40m付近に緩やかなかけ上がりがある砂底。
直前まで降っていた雨の影響で流芯からのヨレでは水質がササ濁りであったが、さほど気にならない程度。かけ上がり付近の流れは比較的穏やかだったので、まずはボトムノックでリサーチ開始。
最初にチョイスしたのは、濁りを考慮した明るめのカラーとボトムでの安定性と流れをつかむ形状で食い渋ったチヌにアピールできる クレイジグ波動チヌ10gのグリーンに2インチワームをセット。温排水の流芯手前にキャストしてヨレ付近までドリフトさせてからゆっくりとボトムをサーチ。リトリーブ速度も通常厳冬期では超スローが基本ですが、水温が高いこのポイントでは通常より少しゆっくり目のリトリーブから「ストップ&ゴー」のアクションでバイトが連発。流れのある場所では、少しスイムアクションを加えるとさらに反応が良くなった。先日の釣行では数回小さなバイトの後、一気に強烈な走りで楽しませてくれたキビレが多かったのですが、今夜は繊細な前アタリから押え込むバイトでヒットするチヌばかりだった。フッキングのタイミングが早いクレイジグ波動チヌでは、どちらのバイトも確実に捉える事が出来るのでヒットパターンが持続する。今回のように少し濁りがある場合、スイムアクションによる波動効果もチヌへのアピールが高いと感じられた。また、アワセのタイミングもわかりやすいため、これからチニングに挑戦するアングラーでも好釣果が期待できると思われる。
この日は2時間の釣行で6ヒット4キャッチ。惜しくもフックアウトした2匹もを含めて、温排水域でのポテンシャルの高さを体感する事が出来た。
これから春のノッコミシーズンに向けて河川でのチヌも活性が高くなり、お近くのポイントでもチニングが楽しめる季節を迎えます。今年こそチニングデビューしてみませんか?安全のため釣行の際には必ずライフジャケットを着用しましょう!!
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