北九州沖での鯛ラバ
【名前】山崎和彦
【日時】平成27年11月30日
【釣り場】北九州沖
【釣果】マダイ:30~42cm6枚以下はリリース
アラカブ:25~30cm3枚
原田芳彦
マダイ 30~65cm5枚以下はリリース
カワハギ 25cm~30cm3枚
その他 エソ、カナトフグ、レンコ等
【天気】晴れ
【水温】20℃
【海上】波 多少
【ヒットパターン】
11月30日(月)TEAM雑魚の原田さん、筆者の2人で福岡県北九州市戸畑からトリップ号を利用して半日午前便、鯛ラバのマダイ釣りに行ってきた。
今回は蓋井島周り水深30~40m辺りがポイントだ。最新の情報は、大型から小型、ヒラメや青物等、超ド級のアタリも有りバラシもかなりあると言う。6:30戸畑港を出港。海上はべた凪にちかく最高の気分。乗船して直ぐに仕掛けをセットします。今日は、水温は20度大潮周りで、しかも浅場なので流れも強いとみて、ニューハーフエメラルド80gをチョイスしゼロアルファ3号に付ければ準備良し。とてもシンプルで、ルアーフィッシングのような仕掛けだからこそ、比較的浅場でも幅広い攻め方でアプローチし結果を得られる、それがこの釣りの最大の面白さと感じます。最初のポイントは関門海峡の西側出口付近でつりを始める。水深は37mで水温は20度と魚の活性は良さそうだ。いよいよ船長の合図で、第1投。
アタリは鯛ラバのフォール中や、底でのステイ時などにも多発するので、一時も気を抜くことが出来ない。ボトムまではフリーで一気に沈め、底に突いたらラインを5~20m程まきアタリが無ければ “張らず緩めず” にしてテンションフォールさせるのがコツで沈下スピードが変化することで誘いにもなる。早速、同船者に40cmのマゴチが釣れ私にも15回巻いたところでコンコンとあたりがあり無視して巻き続けると確実にフッキングし軽快なドラグ音とともにラインが出て行く。あまり大きくないのでテンションをかけながら巻きに入ると40cmのマダイがお目見え。自分でタモですくいニンマリ!
今の時期は気象状況で出船もかなり限られてくるし水温の関係などでマダイの食い気もかなり変わってくるので本日は、冷凍エビ、イカげそ青ケブ等も用意してみた。
潮が変る頃、蓋井島沖、水深約60mにポイントを変更した。今日はパラを使用せずの「どてら流し」ということで広範囲を攻めているが、ホール中に行き成り大物がヒットしたらしくドラグが悲鳴を上げラインが一気に50m以上出た後フワッと軽くなり、何が何だかわからず仕掛けを回収してみるとリーダーが鋭利な刃物で切られたみたいになっていた。たぶん大型のサワラだと思うが何がくるかわからないのが鯛ラバの醍醐味。 隣では冷凍エビを使用した原田さんに良いアタリがあり軽快なドラグ音と共にロッドが海中に引き込まれている。時間をかけゆっくりと巻き上げ「ブワッ」と浮いてきたのは65cmの大型マダイにガッツポーズ。他の釣り人もマダイを次々にGETして船上もかなり賑わっている中、ついに私に本日、1番のアタリがきた。ドラグが鳴り30~50mとラインが出て行く中、かなりの大型と確信し慎重に対処するが残り30mのところで痛恨のブレイク、胸中はがっかりだが、このエキサイティングなところがたまらないから次がある。仕掛けを回収するとハリスの地元が擦られたみたいな切れ方は、超大型のマダイがヒットしたとき偶にある切れ方だ。多分フックが一つしか掛かっていなかったのだろう。その後は、小型のマダイアラカブ、等をお土産に午前便ということで12:00に終了した。今後は寒冷前線の影響で季節風が吹き荒れ出船の機会も限られるかもしれないが、酔い止めを飲んでライフジャケットは必ず装着して楽しく釣りをしてください。
祝 大漁 祈 安全
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