【支部】 福岡支部 博多地区
【日時】 平成26年12月7日
【場所】 大分県 鶴見半島一帯
【仕掛け】竿 フロートマスターTH ウキ ジャイロ‐N0α(スカッシュ) 半円シモリ
潮受けゴムS(黄)
【レポート担当】 田代智之
12月に入り、ようやくクロの釣果が聞こえ始めてきました。毎年の博多地区の恒例行事である「WFG予選会」を今年も鶴見半島一帯で開催をしました。
メンバーは、オブザーバー1名を含め8名の参加で行いました。出航は、磯確保も兼ねて午前0時30分の出航です。2名1組での上礁です。当日は強烈な北西風が吹き荒れていて、波には十分な注意が必要です。週末ということもあって、名が付いた磯は、キャップライトチカチカ。渡船は、高手方面から瀬付けを始め、どうにか空いている磯を探しながら、4組を降ろし終えました。私は、若手のホープ「矢野君」と一緒に上がりました。冷めた体には、熱燗じゃ~!という事で、美味しいキムチ鍋に熱燗で、寒い磯は、「あっ!」という間に居酒屋に変身しました。
竿出しは、午前6時30分です。東の空が明るくなってきました。各釣り場で竿を振ります。良い感じの潮が、沖に向かって流れていきます。しばらく撒き餌を打ってから、竿を振りました。期待の第一投!ツケエがなくならない。数投目でやっとツケエがなくなった。同様の流し方をしていたら、当たってきたのは「キタマクラ」であった。しかも、竿引きの当たりで… いや~な予感がしてきた。とりあえず、キタマクラを正座させて、同様の流し方をした。かなり沖目で、竿引きの当たりが出た。引きからしてクロのようだ。しかし、上がってきたクロは25㎝ほどの可愛いクロであった。この流れの中にクロが入っているのなら、当たりが続くはずだ。しかし、ツケエが残ってきたり、豆イサキが釣れたり、最悪のキタマクラは、オンパレードで釣れてくる。水温は20℃を切っている。状況としては悪くはない。昨年もそうであったが、クロの食いが、今一伸びてこない状況が続いている。水温も関係しているようだが、海に中の何かが変わってきているような気がしてならない!
納竿の午後1時まで、両型のクロとの対面はなかった。レギュラーサイズが数枚、ライブウェルの中で泳いでいる。港に帰って検量である。中には40㎝オーバーのクロの姿も見られる。しかし、数釣りが出来ていない。優勝は3匹重量で溝口君、2位が吉澤君である。この2名が福岡支部大会へ進む。是非頑張って来て欲しいものだ! この時期のクロは、瀬ムラは良く聞くが、状況としては、どの礒でも、そこそこ食っていてもおかしくはないんだが…これからの水温の低下に期待をしたい!
優勝 溝口 誠
2位 吉澤 尚
上位2名は、福岡支部大会へ進出します。