第21回WFG・結果報告

第21回WFG・結果報告
今年で21回目を迎えた、釣研ファングループ主催のWFG(ワールド・フィッシング・ガイアオブグレ)が、6月7日、8日の両日にわたり、長崎県平戸宮の浦・五島列島を舞台に開催された。
この大会は宮の浦で初日4人対戦の予選リーグを3試合行い、勝ち点の多い各ブロックの1位、および2位の中で最重量釣果を得た1名の計12名が翌日の五島列島での決勝トーナメントに進出するルール。 全国各地、遠くは韓国・台湾から44名の選手が各地区の厳しい予選を勝ち抜き、早朝の開会式に顔を揃えた。その中には3回目の優勝を目指す森井陽選手、橋本敏昭選手に加え、前回までの大会で予選突破を果たすものの上位入賞にあと一歩及ばずリベンジを期す新鋭など、実力派揃いのメンバーが顔を揃え、朝6時の試合開始とともに、熱戦の火蓋が切って落とされた。

初日は曇天ではあったものの穏やかな海況。しかし各磯での予選リーグでは優勝候補と目された森井、橋本両選手をはじめ、有力者が次々と敗れ去る波乱の展開となった。その一方で若手・中堅クラスの選手が翌日の決勝リーグに次々と駒を進め、若手の台頭が特に目立つ結果となった。

翌8日6時、精鋭12名の選手による決勝トーナメントが五島列島・野崎島にてスタート。
準々決勝では、五島支部の濵上幸喜選手が鹿児島支部の大山洋平選手と対戦。濵上選手は過去の本大会で準優勝、3位を獲得しているものの、一歩及ばなかった悲願の初優勝に向け大山選手を撃破。あと2勝でいよいよ頂点というところまで迫った。
そして準決勝では、徳島支部の気鋭・野口真平選手が山口支部の杉田弘行選手と対戦。野口選手は予選リーグの成績による敗者復活(ワイルドカード)で決勝リーグに辛うじて進出したが、両名合わせて40尾を釣り上げる乱戦の末、約2kg差で杉田選手に勝利。見事決勝戦への切符を手に入れた。

そして正午、40分×3ラウンドの決勝戦がついに野崎島きっての名礁、一ツ瀬で開始された。
この大舞台に立つことができたのは濵上幸喜選手、野口真平選手、そして第18回大会準優勝の実績がある長崎県南支部の山本康平選手の3名。いずれが勝利しても、初優勝となる。
開始のホイッスルから、最初に魚を掛けたのは3箇所のポイント中、左端に陣取った
野口選手。しかしこれは痛恨のバラし。それでもまったく動じることなく仕掛けを組みなおし、すぐに再投入。難なくキープサイズを釣り上げる。
いうまでもなくここ一ツ瀬はグレの魚影が非常に濃く、3選手とも順調にキープサイズはおろか40cm近い良型グレをキープしてゆく。反面、仕掛けのトラブルや潮筋を読み違えれば、リードしていてもあっというまにその差を詰められてしまう。それでも3者それぞれが魚の動きやパターンを掴みはじめたようで、1ラウンドの40分間は3者ほぼ互角の状態で場所交代となった。
続く第二ラウンドでは中央に陣取った野口選手が15mラインを集中的に攻め、怒涛のラッシュを見せる一方、他の2人のペースがやや落ちる展開。野口選手がかなり優位に試合運びを進めていたものの、ここで左流れの上げ潮が勢いを増してきた。その影響を受け、野口選手の仕掛けが投入後すぐ境界線に近づき、やむなく仕掛けをピックアップするシーンが増えてしまう。その間に濵上、山本選手もジリジリと追い上げる。野口選手が頭ひとつ優勢を保つもののほぼ横一線の状態のまま、勝敗の行方は最終ラウンドへと持ち越された。
そして最終ラウンド。ここでひときわ冴えを見せたのが中央ポイントに入った濵上選手の釣り。野口選手が手を焼いた沖目の速い流れをどう釣るのかに注目が集まったが、濵上選手は開始直後から沖を捨てて瀬際のオーバーハング前に仕掛けを投入。この張り出しは過去の決勝戦で幾多の選手を瀬ズレで葬り去ってきたポイントでもある。バラシやエサ取りの多発する瀬際を釣るリスクをものともしない攻撃的な釣りで、何と濵上選手は1回のバラシもなく5投連続でキープサイズをこの瀬際から引きずり出すことに成功。潮が緩んでエサ取りの活性が上がったと見るや、すかさず沖目からもグレをキャッチ。しかし山本選手も確実にキャッチ数で追い上げ、ほぼ互角を維持。勝負の一部始終を見届けたギャラリーさえも誰一人勝敗の行方が分からないまま、ついにタイムアップの時を迎えた。
その場で検量が開始される。尾数では山本選手18尾、濵上選手20尾、野口選手20尾とほぼ互角の結果。そしていよいよ重量が計測され、山本選手10160g、濵上選手11590g、野口選手11330g。濵上選手が野口選手を同尾数ながら260gの僅差でかわし、ついに優勝旗が史上初めて五島灘を渡り、決勝開催地の五島列島へともたらされた。

成績の詳細は別紙の通り。

>リーグ戦成績表
>決勝トーナメント成績表
>上位入賞者仕掛け図

受付開始         開会式の選手達

                         競技要項を説明する   審査要項を説明する
開会式 釣研社長挨拶  寒竹釣研FG会長挨拶   柳池競技委員長      瀧内審査委員長

選手宣誓をする土屋選手

リーグ戦 乗船                               出港
   
リーグ戦総評する行徳副会長 トーナメント戦抽選
    
懇親会
乾杯の音頭をとる柴崎副会長 懇親会の模様
    
トーナメント戦 決勝出場の選手
  
トーナメント戦決勝の模様
   
   
   
   
検量          決勝戦を戦った3名の選手
  
記念撮影

表彰式
優勝した濵上選手 賞状、優勝カップ、優勝旗、優勝トロフィ、メダル授与
   

準優勝した野口選手
  
3位 山本選手
  

全九州ライター教会様からお花を頂きました。

 


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