【名前】澤田達雄
【日時】平成26年11月28日
【場所】大分県四浦半島
【タックル】
ロッド:ロンギヌスLG83ET / オーシャンルーラー
リール:セルテートフィネスカスタム 2508 /ダイワ
     ライン:PE0.6号
    リーダー:フロロ2.0号
ルアー:エギスト3.5号 マーブルピンク・赤ピンク
/オーシャンルーラー

【ヒットパターン】
大分県四浦半島は豊後水道に飛び出した半島で、九州でも有名な釣り場の一つだ。土日ともなると県外ナンバーの車で賑わう。
磯の上物釣りも有名だが、何を隠そうエギングのメッカである。地元の飲食店ではモイカフェアなるイベントも催されるほどモイカのストック量は多い。しかし、近年のエギングブームの影響か、環境の変化からか、今年は数、サイズとも例年に比べて厳しい状況が続いている。
そんな四浦半島にて日中ランガンを敢行し好釣果を得たのでレポートする。
28日、夜明け前から半島東側の漁港をランガンしていく。小潮の干潮とあって潮位も低く魚っ気は薄い。夜明け前にはサーフに隣接した漁港に入る。堤防には無数の墨跡が残っており少し期待感も高まる。エギンガーは私一人で、他は地元のおばちゃんたちがサビキ仕掛けでアジを狙っていた。朝6時をすぎた位だろうか。全くアタリのなかったサビキ仕掛けに怒涛のアジラッシュが始まった。と、思いきや私の投げていたエギスト3.5号にも待望のアタリがきた。ボトム付近から中層まで一気にシャクリあげてからのカーブフォールにキレイに乗った。が、引きはイマイチで上がってきたのは手の平サイズのリリースサイズだ。気を取り直してキャストを続けるが、その後が続かない。ふと見ると、漁港横から地磯を伝って岬の先端まで歩いて行けそうだ。粘っていても回遊は見込めそうにないので、新規開拓とせっせと岩場を歩いていく。すると、なんとも流れが効いたいい雰囲気の海が目の前に広がる。右から流れる満ち込みの潮が沈み瀬に当たり潮のヨレが出来ている。目視でベイトの姿も確認できる。早速、エギスト3.5号のマーブルピンクをキャストし流れのヨレを手前から流して探っていく。すると、その5投目。ヨレから抜けて少し、エギにかかる抵抗が抜けた瞬間、ティップをグッと押さえ込むほどの明確な当たり。すかさず合わせると、先ほどのサイズとは明らかに違う引きだ。手元まで寄せてキャッチしたのは、大きいという程のサイズではないものの釣った感がこもった500g級のアオリイカだった。同じポイントでその後も3杯追加してこの日はストップしたが、厳しいながらも四浦半島のポテンシャルを感じさせ、更なる釣果と開拓を心に誓った釣行であった。

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