荒天により中止が続いていた当支部の釣り大会であるが、今回は若狭エリアから少し離れた三重県尾鷲の磯にて大会を開催することができた。当日は心配していた風も弱まり晴天に恵まれ、当支部会員19名が集まった。
尾鷲の港を6時に出船し、船は尾長グレの釣果が好調な名礁「立神」を目指す。納竿は14時と決まっており、検量はグレの5尾総重量と定め、その他の基本ルールはWFG大会要項を遵守することとした。
立神周辺に到着すればクジ引きの順番で渡礁した。どの磯でも朝マヅメ早々に良型の尾長グレの顔をおがめたが、後が続かない様子。ばたばたと釣れてはピタッと釣り止み、きれいに残ったサシエを回収し続ける苦しい時間が訪れた。ここで最初に魚が釣れたタナをあきらめ、辛抱強く仕掛けを深く入れて探っていくと、5ヒロ~6ヒロほどのタナで良型の尾長並びにクチブトを拾うことができたそうだ。
帰港後、検量には40センチを超える尾長グレが次々と持ち込まれた。中でも尾長主体の釣果にクチブトを加えることができた者の成績は優位であった。
大会結果は以下の通り。
優勝 西正浩さん 5尾5,233g(立神地2)
準優勝 神戸さん 5尾3,681g(立神地2)
3位 大野さん 5尾3,673g(立神ハナレ)
最後に、安全な磯渡しに協力くださった大ちゃん渡船様および会員各位に感謝を申し上げたい。
								
