2012年度 釣研FGチヌ釣り選手権

4月15日(日)、釣研FG(ファングループ)主催の2012年度チヌ釣り選手権が大分県南部一帯で開催された。受付・表彰会場の佐伯市・番匠川河川敷には前夜11時の受付開始前から111名の参加者が続々と集結。それぞれが狙いを定めた巨チヌスポットへと出発していった。

大分県南には蒲江や鶴見・米水津といった沖磯の有名釣り場を始め、無名の地磯や防波堤など、どの釣り場からでも手軽にチヌを狙うことが出来る。それでも例年のように60cmオーバーの超大物が記録されているなど、近場であっても決して気を抜くことの出来ないのが一帯の特徴といえるだろう。当日は好天にも恵まれ、好釣果が期待される中での競技開始となった。

午後1時を過ぎ、参加者が続々と検量会場に帰着。勝負は1尾の長寸で行なわれ、釣果が検量台に載せられてゆく。検量開始から程なく、ひときわ大きな歓声が上がり、大物が持ち込まれたことを教えてくれる。その輪の中心にいたのは、屈指の大物ポイントである蒲江・西野浦から帰着した城戸進選手(北九州支部)。56.8cm3400gというビッグサイズのチヌは、その時点で勿論ダントツの首位である。その後さらに検量が進む中、目測で軽く55cmはクリアしているという大物を持ち込んだのは足立正一選手(大分県支部)。検量結果は55.7cm2990gと僅かに首位には及ばず、本大会唯一の3kgオーバーを仕留めた城戸選手に、栄えある2012年釣研FGチヌ釣り選手権の栄冠が輝いた。そして3位には、本大会の運営支部である大分県支部・鳥越善太郎支部長が52.7cm2900gで滑り込んだ。

10名の上位入賞者のうち5位までが50cmの大台を突破するなど、非常にハイレベルな戦いとなった2012年釣研FGチヌ釣り選手権。今年も大盛況のうちに幕を閉じた。

個人賞 大会結果
順位 氏名 所属支部 1尾長寸(cm) 1尾重量(g) 釣り場 使用ウキ
1位 城戸 進 北九州 56.8 3400 蒲江西野浦 BMウキ
2位 足立 正一 大分県 55.7 2990 蒲江西野浦 どんぐりEX
3位 鳥越 善太郎 大分県 52.7 2900 蒲江西野浦 ストライパー
4位 池永 祐二 東九州 51.7 2040 鶴見 エキスパートグレZ
5位 瀧内 昭明 筑豊 50.0 2250 米水津 ハイパーレスキュー
6位 増井 弘幸 北九州 49.4 1940 米水津 黒鳳
7位 稲田 知宏 岡山 49.4 1775 鶴見 T-ACE
8位 飯田 昌孝 北九州 49.0 1600 鶴見 カーボンどんぐり
9位 有田 達也 東九州 48.3 1690 鶴見 エイジアLC
10位 白石 敏春 筑豊 47.1 1530 米水津 カットななめ円錐技
団体賞 大会結果
順位 支部名 ポイント
1位 北九州 18
2位 大分県 17
3位 東九州 9

前夜11時、受付会場となった番匠川河川敷に集まった参加者たち。


午後1時、検量所には続々と釣果が持ち込まれ、審査員の手により慎重に検量が行なわれる。


栄えある本大会の入賞者。左から準優勝の足立正一選手(大分県支部)、優勝の城戸進選手(北九州支部)、3位の鳥越善太郎選手(大分県支部)。


栄えある本大会の入賞者。左から準優勝の足立正一選手(大分県支部)、優勝の城戸進選手(北九州支部)、3位の鳥越善太郎選手(大分県支部)。


「今後も釣研には夢のある製品を作って欲しい」と挨拶する釣研FG寒竹準一会長


「素晴らしい釣果にも恵まれ、最高の大会となりました」と挨拶する、株式会社釣研・楠根丈司社長。


56.8cm3400gという優勝魚を手にした城戸進選手(北九州支部)。長年参加し続けての初優勝に、最高の笑顔を見せてくれた。


55.7cm2990gのチヌを釣り上げ準優勝を獲得した足立正一選手(大分県支部)


52.7cm2900gで3位に滑り込んだ本大会運営支部の鳥越善太郎支部長(大分県支部)


本大会の上位入賞10選手。5位までが50cmオーバーを釣り上げており、非常にレベルの高い大会となった。


遠くは岡山県、台湾からも参加者のあった本大会の参加者111名。


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