H25年2月3日。
WFG福岡支部大会が開催された。
前週に予定していた本大会は寒波の到来で遇えなくスライドとなったが、仕切り直しのこの日、福岡支部内8地区の代表18名が長崎県平戸市・宮之浦港に集結。
開会式を終えた選手達は柴山茂樹船長操るNEW丸銀丸にて元気に磯へ散って行った。
福岡支部予選は本戦を想定し、場所を平戸宮之浦の磯とし、競技ルールもほぼ本戦と同内容としている。
とはいえ2月の宮之浦は他の地方と比較するとこの時期にしてはかなり厳しい状況で“口を使わないグレを如何に手にするか”が世界大会の切符を手にする鍵となろう。
こうして地区を代表する名手達の戦いが各磯で繰り広げられたが、宮之浦のグレはやはり難敵で選手達の腕を試すかのように各カード共に勝敗は殆どが僅差で熾烈な争いとなった。
結果、実力者の永田貞則選手(前原地区)が二年連続、また河合和秀選手(城北地区)も若さを武器に僅差ながら波に乗って勝ち上がり、嬉しい初出場を決めた。
今回、ウネリも残っており厳しい状況であったが、18名の選手達は正々堂々と立派に戦い、張り詰めた雰囲気の中、笑顔も見られる素晴らしい大会となった。
二名の代表は本戦においても福岡支部会員全員の気持ちも本選に連れて行く事を約束し、参加者全員が笑顔で平戸宮之浦を後にした。