釣研FG三重支部 WFG代表決定戦

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【支部】三重支部
【日時】2017年2月12日(日)
【場所】和歌山県勝浦
【参加人数】9名
【レポート】三重支部 東 弘幸
 2月12日、和歌山県勝浦にて三重支部の選抜大会が開催された。この日集結したのは予選を勝ち抜いた上位者9名。3人枠での1時間ローテーションx3、規定寸法無の10尾までの総重量勝負というルールでトーナメント戦がスタートした。猛烈な寒波で道中吹雪に見舞われ、不安な要素が的中。水温は低下し、大潮の干潮、更に強風というバッドコンデション。
 1回戦、伝五郎に乗った3名の中で勝ち抜いた打田選手。福井の丸島で勝ち抜いた東選手。ライオンで勝ち抜いた前岡選手。それぞれの磯でそれぞれのドラマがあったのだが、グレの活性が低く、撒き餌には反応しつつもウキやラインにはアタリが出ないという展開。横移動、もしくはくわえて吐き出すような活性の中、それぞれが苦戦しつつの試合となった。
 決勝戦は一番グレが釣れたというライオンで開催された。じゃんけんで勝った順に釣り座を決め、時計回りでローテーションしていく。沖を向いて右に打田選手、真ん中に東選手、左に前岡選手。まずグレをヒットさせたのは打田選手。そして東選手、前岡選手と続くが、左に入った前岡選手のラッシュがそれから始まった。手前の地形際、遠投とポイントを二つ作りながら上手くグレを操作している。そして大差がついたまま第二、第三ラウンドへと移行していくのだが、どんどんグレの活性が下がっていき、最終はサシエが残ってくるまでになってしまった。そんな中、全遊動で深く深く探った前岡選手の釣りがピタリとハマって、後半もグレをヒットに持ち込む。ここライオンでは浅めを撒き餌で誘導しながら、よりよいサイズを狙って行くような連発モードが本来のパターン。この日は全く違った顔を見せるものの柔軟に対応した前岡選手が断トツの釣果で優勝をもぎ取った。
 優勝した前岡選手は三重支部の代表として是非ともWFGの頂点を狙ってきて頂きたいものである。尚、釣研FG三重支部では新規会員を募集中。楽しい仲間に囲まれて一緒に釣技向上を目指して切磋琢磨していきましょう。
それぞれのフロートは次の通り。

前岡選手 オペレート M 01
打田選手 ゼクト M 0
東選手 ゼクト L 0α

協力:勝浦・清丸渡船 0735-52-5574

【大会フォトギャラリー】
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