釣研FG和歌山県支部 WFG選抜決勝トーナメント大会

集合写真
【支部】和歌山県支部
【日時】2017年1月29日(日)
【場所】和歌山県 那智勝浦の磯
【参加】選手7名と 役員:宮井支部長
【レポート】和歌山県支部 副支部長 北紺 浩之
第23回WFG和歌山県支部選抜決勝大会を和歌山県那智勝浦の磯で開催。
昨年より予定していました日程が、悪天候により2度も順延を余儀なくされ3度目の正直でやっとの開催です。当日は真冬とは思えないほど暖かくて16℃越えの小春日和の陽気に恵まれました。
しかし、午後から低気圧が近づく天気予報。安全の為に、沖磯は使わずに湾内の磯での競技です。
戦うのは昨年秋に行われましたWFG予選会を勝ち抜いた5名の選手と、昨年度の関西支部の選抜大会の優勝、準優勝のシード選手2名を合わせた合計7名でトーナメントを戦います。
今回参加のメンバーは各メーカー全国大会の参加経験を持つ強豪が揃っており、誰が勝ってもおかしくない非常にレベルの高い決勝大会となりました。
しかし、この時期の磯は短い試合時間でグレの釣果が出ないのではと心配されましたが、
さすがに魚影の濃い那智勝浦の磯。釣果無しでジャンケンをすることなく試合を運ぶことができました。
そんな中、決勝へコマを進めたのは、ニューフェイス同士の 安田裕也 選手と 中口達也 選手。
決勝は有名大会でも決勝戦の行われる「ライオン島」で戦います。決勝戦では同条件で戦って頂く為、マキエとサシエを支給します。ポーター役の会員様が選手のお手伝いをして頂きまして、速やかにマキエ作りが行われて試合を進行することができました。
審判の笛が鳴り響き決勝戦の火蓋が切られ、マキエをすると早々にグレの活性が上がって、激しい
釣り合いが見られます。一進一退の試合展開の中、1時間後の場所交代後はなんと、水面まで餌を
拾いにくるグレが見られ水面には大きな波紋が出るほどの高活性な時間帯もありました。
そして、あっという間の2時間の試合が終了して帰港。運命の検量です。グレの釣果10匹までの
総重量で審査の結果、3,080g対2,640gで栄えある優勝は 見事 安田裕也 選手が初優勝。
本戦のWFG世界大会の参加の権利を手にされガッツポーズ。
惜しくも準優勝となった 中口達也 選手は来年度の和歌山県支部のシード権を獲得されました。
お二人とも おめでとうございました。
安田選手には6月に開催されますWFG世界大会では持てる力を存分に発揮され、是非とも入賞
をされることを期待しております。和歌山県支部の会員全員の分まで頑張って来てください。
試合終了後に坂口博紀副支部長の声掛けによる磯の清掃活動をして、事故もなく無事に決勝大会
を終えることができました。ありがとうございました。
WFGファイナルを決めた安田選手
安田裕也2
決勝戦の前に握手をする中口選手と安田選手
決勝戦前の握手
マキエ作りをする安田選手
DSC_0090
【優勝者 安田裕也 選手のコメント】
準々決勝、準決勝では低重心で安定したアプローチができるエイジアマスターピース02を
使いました。食い渋りが予想される事からサシエを安定させて落としたかったからです。
撒き餌とサシエを同調させることに注意しながら釣りをしました。
決勝は思い切ってエイジアから、僕が一番信頼しているゼクト 0αで挑みました。
決勝の舞台はライオンで数が期待できるので、仕掛けと撒き餌の距離を試行錯誤しながらの
釣りになりました。最後は全国大会へ行きたいという気持ちが戦っている中口選手より上回った
分だけ勝てたのだと思います。WFG本戦でも入賞を目指して頑張ってきます。
優勝を決めたグレを手にする安田選手
安田裕也1
表彰する宮井支部長と安田選手
表彰式


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