釣研FG山口県支部大会報告

3月14日、支部大会当日は穏やかな天気になり、午前1時にあじか磯釣りセンターを出航。予定(希望?)では、上五島でしたが、BlackKaiserが漆黒の闇を切り裂いて1時間40分、到着したのは、中五島佐尾鼻周辺・若松瀬戸一体でした。大会参加者はFG会員が23人オブザーバ参加が3人の計26名にお集まり頂き、2名1組でのくじ引き順で瀬上がりを行っていきました。夜が明ける前から、かなり気温が高く、防寒着で動くと、汗をかくほどの気温でした。波もほとんど無く、穏やかな海でしたが、のっこみ期の食い渋りは十分に予想される中、思うような釣果は期待できないかと思いきや、グレもチヌも50cmを超える大物も飛び出し、型を問わないのであれば、ほとんどの参加者がグレ仕留められていました。 グ レの部は50.5cmの田中洋明さんが優勝、そしてチヌの部は51cm、2kgオーバーの弘中重実さんが優勝されました。

久保名誉会長もグレの部5位入賞を果たされ、支部大会入賞率の高さに大変驚かされました。P3140420

 グレの部 優勝者 田中洋明さんインタビューP3140410

山本「グレの部優勝おめでとうございます。現在の正直な気持ちを教えてください。」

田中「有難うございます。運も実力のうちです(笑)」

山本「優勝を決めた一尾を仕留めたときのタックルを教えてください。」

田中「竿は5.0mの1.25号、リールは3000番に道糸3号です。ハリスは2号でいきました。」

山本「ウキと鈎は?」

田中「RGのG2で鈎はグレ鈎6号です。」

山本「釣った時の状況を詳しく教えてください。」

田中「潮が左に流れていて、沖に仕掛けを投入したら、瀬際に沿って流れ、サラシの出るところの合流点でヒットしました!足元には、竿1本弱ぐらいまで瀬が出ていて、そこへ向かって3度締め込まれたのですが、慎重に柔らかく魚をいなして取り込むことができました。いつもは、強引にやり取りをする癖もあるのですが、価値ある大物の1尾だけを求めた結果が、逆に肩の力を抜かせてくれたことで、見事に取ることができたと思います。」

山本「良い釣果につながった要因を教えてください。」   

田中「餌取りが思っていたより多かった為、餌の取られ方のチェックと餌のローテーションをマメにすることを心がけました。ポーターの指示を頭に入れた上で、潮の状況を確認し、仕掛けと投入点と、どのタナで刺餌とマキエを合わすかを考えたマキエワークかな・・・。何より、魚を掛けた後に、落ち着いてやさしく丁寧なやり取りで、魚を怒らさず、十分に弱らせることを心掛けたことが、良い釣果へとつながったと思います。」

山本「ありがとうございました。」

チヌの部 優勝者 弘中重実さんインタビューP3140433

山本「チヌの部、優勝おめでとうございます。現在の正直な気持ちを教えてください。」

弘中「やったぁー!!まさか優勝とは思いませんでした。」  

山本「優勝を決めた一尾を仕留めたときのタックルを教えてください。」

弘中「5.3mの1.0号で、リールは2000番、道糸2号、ハリス1.7号、鈎はグレ鈎6号、ウキはSGのG2です。」

山本「釣った時の状況を詳しく教えてください。」

弘中「釣り場が浅く底が見えていました。 竿2本位沖にかけ上がりあり、根掛かりすれすれで狙ってみました。マキエを数回投入し数秒まって仕掛けを投入しまたマキエを投入して、仕掛けがなじんできたところでウキが消しこまれたんで、こりゃやったぞと・・・。」

山本「良い釣果につながった要因を教えてください。」

弘中「ポイントをきめて一箇所を集中的に攻めたところがよかったかと。」

山本「ありがとうございました。」    

 

 

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山口県支部 山本直紀支部長より今回の大会も皆様のご協力のもと、無事に大会が開催させて頂けたこと、不況にも関わらず、去年より数多くご参加頂いたこと、誠に感謝しております。また、来年度の大会においても、皆様によろこんで頂ける大会運営をさせて頂く様、頑張りたいと思います。有難うございました。私ども役員も就任して早2年が経過しました。至らないところも、たくさんあり、ご迷惑をお掛けした事もあったかと思いますが、来年度もいろいろな企画・運営に精進したいと思いますので、今後とも釣研FG山口県支部をどうぞよろしくお願いいたします。


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