釣研FG若狭支部懇親釣り大会 冠島大会

【日時】2022年6月26日(日)
【場所】京 都 府 舞 鶴 市 冠島の磯
【参加人数】15名(スタッフ含む)
【レポート】若狭支部 支部長 中川文周

コロナ禍の影響もあり、若狭支部の活動は実に2 年半ぶりであった。久方ぶりの懇親釣
大会ということもあり、参加者が集うか一抹の不安を抱えていたが、募集〆切日を待たず
に定員に達し、運営側としては嬉しく思った。
さて、今回の懇親釣大会の開催地は冠島。1924 年には鳥類の繁殖地として天然記念物に
指定されてから一般上陸が制限されており、磯釣りができるのは5 月~7 月の間となって
いる。この時期は若狭近傍のみならず、近畿圏から磯釣り師が集う名礁である。
一口に冠島といっても主たる釣場はそこから2 キロほど沖合にある沓島(通称小島)で
あり、島の南側から反時計回りに磯名となる番号が付けられている。午前5 時に出船し、
受付時のくじ引きで決定した順番に渡礁して釣りが開始された。6 月に入ってから釣果が
落ち着いてきたこともあり、検量は5 尾総重量・規定寸法なし、基本的ルールはWFG 大会
要項を遵守することとした。
例年6 月に入ると急激にエサ取りが増えるが、この日もそうであった。加えて南からの
強風と島全体が速い潮流にさらされ、足元から沖までグレが釣れづらい状況であった。ま
た、浅ダナに蔓延る小型のイサキに邪魔をされてグレにサシエが届きにくく、本格的な夏
の海の到来を感じる1 日であった。そのような状況下であっても潮が緩んだタイミングで、
沖に少量効かしたマキエに軽い仕掛けを合わすとなんとか良型のグレが釣れてくれた。
午後1 時に納竿。帰港後の検量時には次々と良型のグレが持ち込まれ、中には45 ㎝を
超える大型を手にされていた方もおり、会員各位の釣技に感服した。
最後に、30 度を超える猛暑の中でもコロナ感染対策の実施と安全な磯渡しに協力くださ
った会員各位および船頭さんに感謝を申し上げたい。
次回は秋のグレ釣りシーズン開幕に合わせて10 月頃に懇親釣大会を開催予定である。
文責 中川文周

4.参加記録簿_2022.6.26-01


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