OceanRuler Field Report

【釣り人】大野恵子
【日時】５月２５日
【エリア】福岡県　白島沖
【ターゲット＆釣果】真鯛６匹　他魚アラカブ・アコウ・ハタ・
【タックル】
・ロッド・・・エクストリームBJ　乗り調子　６５HB－SMT　（DAIWA）
・リール・・・リョウガ１０１２PE　SHL　(DAIWA)
・ライン・・・PE １号
・リーダー・・・４号　４ヒロ
・リグ・・・ニューハーフ（試作品）６０g　８０ｇ（ルビー・アンデシン・アメジスト・エメラルド）(Ocean Ruler)
【ヒットパターン】
ＯＲフィールドテスターの鳴瀬雄太さんと柏原漁港から出船する北王丸で、朝５時過ぎにタイラバ釣行に出かけた。
今回の釣り場は水深が６０ｍ。当日は大潮と言う事もあって当然仕掛け絡みが懸念される。
鯛は下げ潮の時に食いが立ってくる。船長の話では大鯛が朝マズメに良く当ってきているとの事。
当日は、８時頃が満潮で殆ど下げ潮を釣る事になり、期待で胸が膨らむ。
しかしながら、港を出ると思いのほかうねりが大きい。沖に向かうにつれ船底をドンと叩くほどだ。思いと裏腹に厳しい釣行になりそうだ。
釣り場に着くと船は仕掛けが真っ直ぐに立つよう、パラシュートアンカーを入れる。
ポイントに着いて、一斉に仕掛けを投入。タイラバは底を取ったと同時に直ぐに巻き始める。
大体２５回転（１０Ｍ～１５Ｍ）ほど巻いたら、直ぐに底まで落とし、又巻くのを繰り返す。
１０分程船を流した時だった。
船長が、「ここは駆け上がりになっているから、大物がくるよ!!」と激が飛ぶ。
そのときだった。乗船者のロッドが一斉に大きく曲がる。
「ぉおー!!結構引きますよ。」と鳴瀬さん。魚に任せて走らせて糸を出し、抵抗しないときに一気に巻き取りを繰り返し、海面を除かせたのは７０ｃｍ越えの良型の真鯛。良型を難なく取り込むさまはさすが!!
私も６０ｃｍサイズを取り込み、幸先の良いヒットに安堵する。
左舷のミヨシでは、２年来通いつめ、未だ鯛らしい鯛を釣ったことがないと、嘆いていた乗船者に渾身のアタリが!!
ここからが本日最大のドラマの始まり。最初の突っ込みは凄かったので期待していると、巻きにかかると小鯛のようでスイスイとあがりがっかりしている。海底６０Mからの海面10M近くまで浮いてきた魚体は、９０ｃｍをゆうに越えるであろう大鯛ではないか。
と、同時に一気に水面下へ潜ってしまい、糸が出っぱなしの状態になっている。それからは、巻いて、巻いて、糸を出され、また巻いてを２０分ほど繰り返し、やっとのことで玉網に収まったのは、９２センチ、８．６キロの大鯛だ。
２年間の集大成が身を結んだと感涙。乗船者も皆、自分の事の様に手放しで大喜びしていた。
当日は、ひと流し毎に同じポイントに入ると、一斉にロッドが曲がる状態で、乗船者は全員安打で、申し分のない釣り日和であった。