本部事業部報告 車イス海釣り大会をアシスト

9月25日(土)、北九州市若松区の脇田釣り桟橋で身障者と釣りを楽しむ会が主催する「車イス海釣り大会」が開催されました。これは身障者の支援団体生涯学習塾Totoroの会、スマイルキッチンの両団体が中心となり毎年開催しているものです。7回目となる今年は、北九州特別支援学校の生徒も含み36名の車イスの身障者とサポートするボランティアスタッフで約120名が釣り桟橋に集まりました。釣研FG事業部でも日釣振福岡県支部と協力して釣りの指導とアシストを兼ねて応援参加。ボランティアスタッフの大学生や付き添いのご家族に、まずはサビキ釣りの釣り方を指導しました。また、釣り桟橋で釣れる危険な魚についてのレクチャーも行い、釣り大会は午前9時半にスタート。釣り桟橋の管理塔周辺を基地に、付き添いの家族の応援を受けて、実釣の開始です。今年の夏は異常気象といわれるくらい暑い日が続きましたが、このごろはやはり秋らしくなってきています。風が強く管理棟の周りでも若干釣りにくいようですが、桟橋ではアジゴの寄り付きがよく、連日大漁が続いているとの情報です。またカンパチが水面に浮かんだりクロの大群が泳いでいたり、目に見えて釣れる条件です。管理棟の周りはアジゴの集まりがいいのか、いたるところで竿が曲がりっ放しの状況、サビキ仕掛けに鈴なりで上がってくるアジゴに参加者は大喜びです。アジのほかに小型のクロも釣れます。メバルやカワハギも釣れました。お昼ごはんを食べながら、2階では参加者やボランティアの学生の自己紹介やインタビューも行われました。昼からは少し風が出てきましたが、最後にサビキに釣れたアジコに30cmくらいのヤズ(カンパチの子)が食いつき歓声を浴びました。参加者は午後2時半までたっぷりと釣りを楽しみました。年々参加者も増え、指導のスタッフとも顔なじみになり、毎年楽しみにしている参加者もいます。検量の結果、ほとんどの人が2キロ前後の釣果。大漁賞は4キロ以上を釣った人、もちろんヤズを釣った子は大物賞。参加者の顔が和み、笑顔で表彰も行われました。

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