3月25日(日)。7つの地区から構成される釣研FG福岡支部。その福岡支部の3大行事である「懇親チヌ釣り大会」が、城北・早良両地区の主管で西九州の指折りのチヌの宝庫である「唐津・晴気一帯」で開催された。
この大会には、渡辺昌幸名人を始め29名の福岡支部会員。そして、今回は、友好支部である筑豊支部より、辻次男支部長を始め、3名の参加者を加えた合計32名の熱き釣研ファンが夜明け前の晴気港・世宝丸待合所に集結した。
参加者は、協力渡船である世宝丸の2便の船に別れて、晴気一帯の磯に上礁した。事前の釣果情報によると、まだ本格的に喰ってきていないとのこと。それに加えて、当日は、時折吹き荒れる強風で、厳しい中での釣りとなった。
こうした状況であったが、流石は釣研FG会員の底力! 検量会場には、見事なチヌが持ち込まれた。一際、参加者の目を引いたのは、筑豊支部の足立壮一郎会員が釣り上げた50.1センチのチヌ。唯一の50オーバーの検量に、会場は一気に盛り上がった。準優勝には、博多地区で、新規入会者の江口隆史会員の43.5センチ。3位には、同じく博多地区で、新規入会者の矢野昌俊会員(39.5センチ)が入った。
又、今回は「他魚の部」を設け、28.8センチのアラカブを釣った、博多地区の新人・橋口高志会員が優勝。博多地区の新人会員の活躍が輝いた大会でもあった。その後の閉会式も終始、和やか雰囲気。最後には、西昭彦副支部長の威勢の良い・万歳三唱で大会は幕を閉じたのであった。
順位 | 名前 | 1尾長寸 |
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優勝 | 足立壮一郎(筑豊支部) | 50.1cm |
準優勝 | 江口 隆史 (博多地区) | 43.5cm |
3位 | 矢野 昌俊 (博多地区) | 39.5cm |
4位 | 河合 和秀 (城北地区) | 38.0cm(1000g) |
5位 | 阿部 隆一 (西地区) | 38.0cm(901g) |
他魚の部 | 橋口 高史 (博多地区) | アラカブ 28.8cm |