7月3日(日)、釣研FG(ファングループ)主催の2016年度チヌ釣り選手権が岡山県瀬戸内市牛窓一帯で開催されました。
当初は4月24日に開催される予定でしたが、4月14日に発生した「平成28年熊本地震」の被害にあわれた方々への配慮により、一旦順延となってしまいました。
受付・表彰会場の岡山県瀬戸内市牛窓町出島のグランドには、午前2時30分の受付開始前から、中国、四国を始め、遠くは九州など全国各地の支部から計約60名の参加者が続々と集結し、受付を済ました参加者全員には、参加賞として今治産のオリジナル釣り用タオルが配られました。
開会式の冒頭には、「平成28年熊本地震」の犠牲者とご家族の方々への哀悼の念を表し、黙祷が捧げられ、受付では義援金箱も設置をされました。義援金箱には多くの選手たちの善意が集められました。
当日は30度を超える猛暑が予想されていたため、大会本部からは十分な水分補給の為の準備を怠らないよう、繰り返し注意が呼びかけられておりました。
今大会の競技ルールは、3匹の総重量にて勝敗を決定しますが、場所ムラによる釣果の偏りを避けるために、各船毎の上位1位の中から順番に順位を付けて行く、俗に言う「横取り方式」で順位が決定されました。
時期的にチヌのハイシーズンは過ぎているため、予測検量に出される魚が例年より若干少ないようではありましたが、そんな中でも総重量で3.2㎏オーバーを持ち込んだ道綱幸夫選手(兵庫支部)が見事優勝を手にされました。第2位には2.50㎏で浜田敏夫選手(土佐支部)、3位には若干14歳、中学生 泉椋介選手(関西支部)が2.38㎏を釣り上げ、並み居る先輩達を退け見事3位へ入りました。
本命は下げ潮という事で、9時過ぎ頃からの勝負と見られていましたが、潮が複雑で、この複雑な変化に上手く対応、攻略出来た選手が良い釣果を出していた模様です。
表彰式の最後には恒例となりましたお楽しみ抽選会やじゃんけん大会で盛り上がり、今年も大盛況のうちに釣研FGチヌ釣り選手権は幕を閉じました。
今回大会運営の主幹となった釣研FG岡山支部は、僅か7名でこの大会の運営にあたっており、にも拘らず帰港後の選手たちへのドリンクサービスなど細かい所への気配り非常に行き届いておりました。支部の皆様大変お疲れ様でした。
第27回釣研FGチヌ釣り選手権大会結果
順位 | 氏 名 | 所属支部 | 長寸(センチ) | 重量(kg) | 釣り場 | |
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1 | 道綱 幸夫 | 兵庫 | 3.20 | 翔黒 0号 | ||
2 | 浜田 敏夫 | 土佐 | 2.50 | エイジア 3B | ||
3 | 泉 椋介 | 関西 | 2.38 | 黒鳳Ⅱ 3B | ||
4 | 守屋 和人 | 岡山 | 1.98 | |||
5 | 黒木 隆司 | 北九州 | 2.34 | プログレスチヌ S1、S2 | ||
6 | 亀井 浩次 | 岡山 | 1.90 | |||
7 | 西宮 正人 | 兵庫 | 1.620 | |||
8 | 岡崎 秀信 | 岡山 | 1.58 | |||
9 | 杉原 一雄 | 岡山 | 1.34 | |||
10 | 清水 一晃 | 土佐 | 0.54 | |||
11 | 宮崎 博之 | 関西 | 1.32 | |||
12 | 行徳 秀美 | 北九州 | 0.42 | |||
レディース賞 | 田口 教子 | 関西 |
2016年釣研FGチヌ釣り選手権上位入賞者仕掛け
【チヌ釣り選手権大会フォトギャラリー】
上位入賞者
優勝 道綱 幸夫会員(関西支部)
受付
開会式
帰港後の検量
釣果
成績発表
寒竹会長あいさつ
楠根社長あいさつ
岡山支部寺山支部長
安藤事業部長
準優勝 浜田敏夫会員(土佐支部支部長)
3位 泉 椋介会員(関西支部)