釣研FG五島支部 WFGグレ五島支部予選会

決勝開始前
【支部】五島支部
【日時】2018年 12月2日(日)
【場所】長崎県中五島若松瀬戸一帯の磯
【参加者】10名
【レポート】五島支部事務局 諸國 拓馬
 12月2日(日)長崎県中五島若松瀬戸一帯の磯において、第25回WFG出場者を決めるべく、予選会を参加者9名によるトーナメント方式にて開催しました。
今年も、第23回WFGでV2を達成しシード権を持つ、濵上副支部長に大会実行委員長を務めていただきました。
現在、五島支部会員数は60名を超えており、本予選会にて上位2名がWFG本戦への切符を手にすることが出来ます。

当日は、夜明け前の5時過ぎに港に集合し、競技説明、トーナメントのクジ引きを行い、渡船「祥福丸」様の協力をいただき、予定通り朝7時に一回戦が開始されました。
一回戦では、各磯でイサキやアジが本命グレの活性より勝っており難しい状況でした。しかし、そこは各選手が愛用する信頼の釣研ウキにて各選手1~5尾を釣り上げ、釣果なしは1組のみでした。

二回戦は、カズラ島に転戦し、勝者2名とワイルドカード1名を選出します。
下山選手VS和田選手の結果は、1尾差の重量で下山選手に軍配。
諸國選手VS山下選手の結果は、5尾差で諸國選手に軍配があがるものの、山下選手もワイルドカードで決勝に残りました。

決勝の舞台は、一昨年も決勝の場として使用したカズラ島の田中瀬にて行いました。

決勝のカードは、全国大会出場経験を持つベテランの下山選手、昨年も決勝の場まで上がるも1尾を釣り切れず敗退した若手の諸國選手、予選会2回目の参加にて決勝まで上がってきた新進気鋭の若手、山下選手の3名です。
瀬上がり後は、実行委員長である濱上副支部長から境界線の説明後、各自仕掛けの準備に取りかかりました。
そして、試合開始直前から心配されていた雨が降り始め、マキエの管理等普段より注意することが多くなり、加えて南からのウネリも入ってきており、タフコンディションの様相を呈してきました。

一ラウンド目、最初にグレを釣り上げたのは下山選手、そしてそれを追うように残り2人の選手もグレを釣り上げます。そして、山下選手の竿が大きく曲がり、手前まで寄せてくるも瀬際で痛恨のバラシ。良型の尾長だったそうです。
一ラウンド終了時の状況は、下山選手が約7尾でトップ、その後を諸國選手、山下選手が追う展開となっていました。

二ラウンド目、雨の影響か水温の影響か分かりませんが、グレの食いが少し悪くなります。右沖に潮が流れる一番良い真ん中の釣り座に入った諸國選手は、道糸がバチバチ出る当たりを拾うもすっぽ抜け。各選手なかなかリズムに乗り切れないもののポツポツとグレを釣っていきます。

いよいよ最終ラウンドとなり、下山選手が真ん中の釣り座で突き放しに掛かります。諸國選手も負けじと竿を振りますが、食いの悪くなったグレを攻略出来ず。山下選手は、一番左手の釣り座で当潮に苦戦。
雨が降りしきる中、試合終了のホイッスルが吹かれました。

検量の結果、トーナメント表のとおり第一位:下山選手、第二位:諸國選手、第三位:山下選手となりました。
この結果から、下山選手と諸國選手が来年開催される第25回WFGへの切符を手にしたのでありました。
今年は、初参戦の20代会員や決勝に2名若手が進出するなど、若手の台頭が見られ今後益々の活躍が楽しみです。
惜しくも敗れた会員は今後の課題を見つけることができ、本選への切符を手にした下山選手と諸國選手及びシード権を持つ濵上副支部長のWFGでの活躍を五島支部会員一同期待し、予選会を無事に終えることができました。
【大会フォトギャラリー】
競技説明風景 一回戦白崎鼻 二回戦カズラ島平瀬 決勝下山選手 決勝山下選手 決勝諸國選手 決勝終了後


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