【支部】長崎県北支部
【日時】2023年4月30日(日)5時~14時
【場所】長崎県佐世保市南九十九島一帯(渡船:竹内商店)
【参加人数】16名(スタッフ3名)
【レポート】長崎県北支部長 久保川剛
4月30日(日)、釣研FG長崎県北支部のチヌ釣り懇親大会を、南九十九島一帯で開催しました。使用渡船は、支部会員でもある竹内商店様(増田船長)にお世話になりました。
大会規定は、対象魚であるチヌ30cm以上の1尾重量とし、上位3名を表彰対象としました。また、新型コロナウィルスの脅威も低くなり、開催の運びとなりました。
当日は支部会員16名の参加がありました。
状況としては、シーズン終盤ではあるもののチヌの食い気はあり、どの磯でも釣果が期待されましたが、磯によっては釣果にムラがあるとの事でした。水温上昇に伴うバリやコッパグロをいかに交わすかがキーポイントになったようでした。また磯によってはベタ底で渋い小さいアタリしか出ない状況があったようでした。
優勝の平野会員は笹島に上がり、大征黒沈めとPEラインを使用した仕掛けを組みました。エサ取りが多く2枚潮が流れる状況では、大征黒特有の遠投力でエサ盗りを交わし、大型ボディで底潮を掴み、マキエとの同調を意識してアタリを捉えたそうです。
第2位の山口会員は牧ノ島に上がり、上潮が滑る状況だったので瞬黒沈めを全遊動で使用し、ガン玉G5を段打ちして仕掛けを張ってアタリを捉え、合計7尾のチヌを取り込んだそうです。ツケエはネリエだったそうです。
第3位の久保川支部長はネタギ島に上がり、PEラインで剛黒沈めと超沈めを使用した全遊動仕掛けを組みました。最初は本命ポイントでエサ盗りに翻弄されましたが、思い切って普段釣り座にしない裏手に回り、エサ盗りの少ない新しい砂地のポイントで貴重な50cmオーバーを仕留めました。
上位入賞者をはじめ、ほとんどの会員がキロオーバーの本命チヌを釣りあげていました。チヌのお腹は産卵後の様相で、これから体力を回復した夏チヌに向けて、期待の持てるエリアと感じました。
検量にはたくさんの釣果が持ち込まれ、厳しい条件下でも釣果を出された会員の皆さん、さすがの釣技でした。
最後に、表彰式やお楽しみ抽選会、ジャンケン大会も実施され、たいへん盛り上がった大会となりました。
2」
大会結果は、下表の通りです。
チヌの部(30cm以上の1尾重量)
順 位 会 員 名 2尾重量
優 勝 平野 芳幸 1,970g
2 位 山口 正敏 1,940g
3 位 久保川 剛 1,940g
(2位、3位は同重量のため、抽選)
【大会協賛】
・竹内商店 様