【支部】若狭支部 若狭地区
【日時】2017年12月17日(日)
【場所】三重県尾鷲市 尾鷲の磯
【参加人数】14名
【レポート】若狭支部 支部長 藤野幸嗣
第30回釣研FG WFG本戦へ若狭支部より出場する代表選手を決める為のトーナメント戦と支部会員様との懇親釣り大会を三重県は尾鷲の磯で大ちゃん渡船店さんの協力を得て2017年12月17日(日)に開催しました。
当日は冷たい北風が吹き荒み、寒さで体が震えるくらいの冷え込み。尾鷲の山並みを見上げると雪雲で薄っすらと雪が積もっていました。
今日の尾鷲は寒い!と声を漏らし、先ずはトーナメント選手を湾内磯から二人一組で計四組を順次磯上げしていき、懇親釣りの会員様は沖磯の立神方面へ良型のグレを狙いに向かいました。
この日の尾鷲の海の状況は前日の海水温度が17度で適度に良型グレも釣れており今大会に期待を持ったのだが、当日は黒潮の影響か2度も上昇。船上から海を覗くと透き通り底まで丸見えだ。今日の釣りはかなり厳しいのではと思うほどの状況だ。
午前7時スタートとした第1回戦、1時間毎で場所交代して2時間経過した午前9時終了時に検量(規定サイズ無し、10尾の総重量)へ向かい釣果を確認すると、場所ムラはあるものの25cm前後のグレを各選手釣られていました。
1回戦を勝ち抜かれた4名の岐部、湯田、高橋、大槻各選手を次対戦磯へ上げて午前9時30分に第2回戦を開始した。この頃は北風が強く吹き、高橋、大槻選手が上がられたトーフの磯場も仕掛けをグレの棚に入れるのにかなり苦戦された模様で4尾対0尾の釣果で高橋選手が次戦へ。岐部、湯田組は両選手共10尾揃えられ、70gの僅差で岐部選手が次戦へと駒を進められました。
決勝戦と3位決定戦は磯場を更に湾内に入り、軍艦島を使用し岐部、高橋選手の熱き熱戦が開始された。
私は役員で両選手の釣りを観戦しましたが、撒き餌を入れてもグレの姿は見えず、かなり厳しい戦いであることは間違いないと判断。両選手共、仕掛けの小まめな交換に思慮され岐部選手が6尾1,450g。高橋選手が2尾420gの釣果で岐部選手が見事優勝され、若狭支部代表選手としてWFG本戦への出場権を獲得されました。
大会結果は下記のとおりです。
選抜トーナメント戦
優勝 岐部嘉輝
2位 高橋元樹
3位 湯田尚弘
岐部選手の仕掛け
ウキ:マスターピース01、02 フローズ02 ツインフォース
鈎: がまかつ 競技口太、テクノグレ3〜4号
ライン:1.5号
ハリス:0.8〜1.2号
帰港後に表彰式を行い、岐部さんへ優勝トロフィーと認定証。そして目録を贈呈し、参加された皆さんとお祝いの記念写真をパチリ。
今回は新たな会員様で福井県鯖江市より中川文周さん、谷口正輝さん、昨年7月に入会して頂きました斎藤安彦さんが参加して頂き、またオブザーバーで参加して頂いた左用裕也さんは表彰式後に当支部への入会を申し出くださり、若手の活気あふれた閉会式となりました。
若手の会員様が少なからず増えていき、また次年度のWFGトーナメント戦への熱き意気込みも聞く中、支部の運営も一層頑張っていかなければと感じた今大会でした。
若狭支部では新規会員様も随時募集しております。気兼ねなくご参加頂けます様宜しくお願い申し上げます。
トーナメント協力渡船店
大ちゃん渡船(三重県尾鷲市 TEL:090-7023-0553)
【大会フォトギャラリー】