基本となる3つの仕掛け(移動仕掛け編)
移動仕掛け
移動仕掛けとは
水中ウキや重めのオモリを使用して、仕掛けを一気に任意のタナまで届ける遊動仕掛けの一種です。
深ダナ狙いに適した仕掛けで古くから親しまれてきた釣り方です。チヌ釣りで人気が高く、棒ウキも使用されます。遊動仕掛けが上層~中層を狙うのに対し、移動仕掛けは底釣りメインとして行います。水深が10メートル以上ある釣り場で底層を泳ぐ魚をターゲットとして狙うのに特化した釣り方だといえます。
移動仕掛けの特長
1.狙ったタナまで一気に仕掛けを沈める。
2.深場に潜む良型や大型を狙い撃ち出来る。
3.仕掛け全体に重量があるため、遠投性に優れている。
4.深ダナでもマキエと同調しやすい。
中通しウキの移動仕掛け
浅層は無視して、7~15mの水深がある釣り場で使用します。高水温の夏場、低水温時の厳冬期、エサ盗りの多い場所、スレた釣り場で魚が深層でしかエサを口にしない場所を攻める時に最高の仕掛けです。また、一発大物の釣り大会で、優勝魚を狙うのはもってこいの仕掛けです。