性能によるウキの選び方

1.自重で選ぶ

自重とはウキ自体の重さのことで釣研ウキの場合、グラムで表示しています。重ければよく飛び、風の影響や表層の流れの影響にもあまり左右されません。ただし、重量を重くしようとすれば必然的にサイズ(体積)が大きくなり、感度の方が犠牲となってきます。最初は取り扱いのしやすい自重の大きなものを選び、慣れたらタックルに合わせて変えてゆくのがベストです。

●自重が重いと



2.浮力(オモリ負荷)で選ぶ

浮力(オモリ負荷)というのはそのウキがどれくらいのオモリを使用できるのかを表示したものです。3Bと表示してあれば3Bのガン玉、もしくは-3Bの水中ウキを使用した時、そのウキの持つ性能が一番発揮できるオモリ負荷の表示です。00号、0号といった、まったくオモリを使用しないウキも増えていますが、最初のうちは3B前後のウキをおすすめします。釣研ウキの中には3Bの表示にプラスして、あといくつくらいのガン玉を打つことが出来るかを表示したプラス表示のものもあります。狙うタナの深さ、潮の流れにあわせて浮力を選びましょう。

3.感度で選ぶ

感度とは魚からの魚信に対するウキの反応のことです。どんな小さなアタリ、わずかな魚のタッチに対しても大きく反応するのが感度の良いウキだといえます。感度の良し、悪しというのは見た目では判断しにくいものですが、細くなればなるほど、流線型になるに従い、感度はアップすると考えてください。一度使ってみて、そのウキの感度を覚えておくと便利です。

4.視認性で選ぶ

視認性とは見やすさのことです。足場が低く、遠くのポイントを狙うような時は水面上により多くトップが出ているものが視認性の高いウキだといえます。逆に足元や磯際を狙う場合には頭部の平らなウキの方に軍配が上がります。

足場の低いところ

足場の高いところ

5.トップカラーで選ぶ

トップカラーとはウキの上部に塗っている色です。釣研の場合、大きく分けるとオレンジとイエローとなります。特殊なカラーとして、ピンク、グリーン、スカーレットもありますが、慣れるまではオレンジとイエローの使い分けだけで十分ウキ釣りは楽しめます。

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