ウキがなくては始まらない
ウキには様々な形状に加え、浮力のサイズや大きさ、カラーなど多種多様なバリエーションが存在します。浮力サイズや大きさについては25~26ページで詳しく説明します。ここではウキの形状を大きく6種類に分類し、その特長と使用するフィールドについて解説します。
円錐ウキ
ウキの基本形です。まずはこれから始めてみましょう。
どんぐりウキ、玉ウキ、中通しウキなどと呼ばれることもあります。円錐ウキは名前の通り円錐形を基本としていて、ウキの中央部を上部から下部へと道糸が通り抜ける構造になっています。
特長
糸絡みが少なく、風の影響も受けにくいため投入が非常に簡単です。様々なバリエーションがあり、遠投から足元の釣りで深ダナから浅ダナまで水深を問わず使用が可能です。
フィールド
沖磯、地磯を中心に防波堤から河口域まで総てのフィールドをカバーします。
ななめウキ
道糸が斜めに通る構造になっています。仕掛けを斜めに張りやすく、魚の食い込みも優れています。
とばしウキ
ウキの下部に重めのオモリが入っていて、仕掛けを遠投する時に使用します。アタリウキとなる軽量小型の先ウキや小型棒ウキなどとセットで使います。
ツインフロート
円錐ウキの上部と下部が分離し、アタリウキと水中ウキ(先ウキ)に分かれた機能分散型の新感覚のウキ。
カン付きウキ
円錐ウキをベースに使いやすさを追求しています。
道糸がウキの内部を通る中通しではなく、ウキの外部に取り付けられた環の輪の中を通るように改良されたウキ。
特長
投入には慣れが必要ですが、道糸の接点が少ないため仕掛けの落ちが抜群です。道糸が常にウキの下(海面下)にあるため、風の影響を受けにくくなっています。
フィールド
沖磯、地磯を中心に防波堤から河口域まで総てのフィールドをカバーします。
水中ウキ
水中の潮流の動きを味方につけよう!
その名前の通り、水中を漂うタイプのウキです。形状は円錐ウキに準じ、中通しのタイプががほとんどと言えます。オモリと同じ役割(沈む)を持つため、浮力設定はマイナス浮力となります。
特長
大きく分けると7つの役割、「飛ばす」「流す」「沈める」「誘う」「抑える」「止める」「読む」の働きを持っています。
フィールド
あらゆるフィールドで使用可能です。ある程度、水深のある釣り場で威力を発揮します。
小型棒ウキ
とばしウキとの二段ウキ仕掛けで、浅ダナを攻略!
円錐ウキやとばしウキと併用される軽量で高感度のウキです。固定で使われるケースがほとんどです。感度の良さは抜群で、慣れるとツケエの有無さえも判別できます。

特長
魚が非常に浅いタナに浮いている時、極端に喰い込みが悪い場合などに効果満点です。
フィールド
岸壁や防波堤での使用に向いています。磯場でも足元狙いなどで遠投しない場合は使用できます。
棒ウキ
岸壁や防波堤でのチヌ釣りの定番ウキ!
長い棒状の形をしています。アタリを見るトップ部分と、水面下にあるボディ部分で構成されています。遠投する釣り場、遠くまで仕掛けを流すところでも、しっかりとウキでアタリを目視することができます。棒状なので抵抗も少なく、高感度のウキです。

特長
水深のある釣り場では、仕掛けを素早くなじませるために重たいオモリが必要になります。円錐ウキなどでは浮力を得るために感度が犠牲になりがちですが、棒ウキでは高浮力と高感度の両立を可能にしています。
フィールド
水深のある防波堤や湾内での使用が主になります。風や波が弱い場合は磯で使用することも可能です。
大型ウキ
マダイ、ヒラマサ、ブリ、アキアジ狙いの大物専用ウキ
確実にポイントまで飛ばすパワーとマキエとツケエを一致させるカゴ仕掛けには欠かせません。

特長
スリムボディで飛距離が大幅にアップ。タチウオ、アジ、イカ釣りに最適。
フィールド
夜釣り対応。ケミホタル50.75がセット可能。8号以上はマダイ、イサキのカゴ釣り仕掛けに適応。