全遊動のウキ選び

まず浮力を理解しよう

フカセ釣りのウキには0号を基準に、0αや00号などの与浮力のないグループと、G2~Bなどの与浮力のあるグループに分けることが出来ます。いろいろな浮力のウキを魚の活性、就餌層、エサ取りの有無、風、潮流などの状況に応じて使い分けることで、釣果アップへと結びついてきます。

0号~00号浮力とは

完璧な浮力設定の精度。実践で適応範囲は無限大。

全遊動の場合の浮力選びの基本

風、波対策として

ウキから上の部分に注目して仕掛けを作ります。風や波の影響を最小限に抑えるために、道糸は細めのものを使います。ウキについても道糸コントロールに影響を与えにくい0号~00号を中心に選択しましょう。

潮流対策として

ウキから下の部分に注目して仕掛けを作ります。潮流は仕掛けを浮かせたり沈ませたりします。また速さも様々で、目まぐるしく変化します。その変化に瞬時に対応するには、潮受けの機能をもった全遊動のアシストパーツを活用すると有効です。
ウキは全遊動のアシストパーツをセットしやすい浮力のグループを中心に選択しましょう。

ウキ選びの要素

最初に考えなければならない点は、攻めるタナ(水深)と距離です。本流や超遠投を除くと、ウキ釣りでメインに攻めるエリアは25メートルプール(もちろん水深は5~10メートルある)程度です。
その事を常にイメージしながら、水中において仕掛けをどのようにコントロールして、魚の就餌層まで届けていくのかを考える必要があります。
下図のA ~Dを距離、X ~Z をタナ(水深)と考えて推測してください。遠くまで飛ばす時は自重があるもの、深く探る時は余浮力のあるもの、近くて浅いタナの時は感度を優先した小型のものを選択するようにしましょう。

全遊動のサポートアイテム


先ウキや仕掛けパーツを使いこなそう!ツケエに息吹を与え、より潮に同調。
先ウキや仕掛パーツを使いこなし、ツケエに息吹を与えましょう。
フカセ釣りの命と言えるツケエ先行での仕掛けの落とし込みをサポートします。状況に応じてパーツ類やセットする位置をこまめに変えるのも、釣果アップの秘訣です。

▲トップページに戻る